役立つ英語

【英語で「キラキラ」?】10の擬音語を英語でどう言う?

【Do You Know How to Explain “ONOMATOPOEIA” in English?】
日本語の『擬音語』を含む表現を英語で伝える場合、どう言ったらいいでしょうか?今回はカナダに留学して疑問に思うことも多い、10個の擬音語の英語バージョンと実際の会話例を紹介していきます!

ちょっとした表現ですが、直訳する単語が英語にはないのでモヤモヤ(←これも10個目で紹介します!)を感じていた方、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

まずは『擬音語』を英語で?

手始めにそもそも『擬音語』を英語でなんと言うのでしょうか?

カタカナで『オノマトペ』と表記されるように“onomatopoeia”です。注意点としては、実際の発音は「オノマトピア」となることです。スペルの最後に4つも母音が並ぶ単語はなかなかないと思います。

擬音語一覧

それでは日常で使う場面があるであろう擬音語を10個ピックアップしたので見ていきましょう!

  • ドキドキ

緊張する時の不安や期待から来る『ドキドキ』。多くの人前に立って話さなければいけない時や面接前などの不安が大きい『ドキドキ』と、好きな人とデートや楽しいことが起こる前の期待と少しの不安が入り混じった『ドキドキ』の2パターンを解説します。

  • 不安度が大きい場合の『ドキドキ』 “nervous”


日本語でもカタカナで「ナーバスになる」というように不安と緊張を感じる時には“nervous”を使います。

会話例
Friend: “Hey, how’s it going? You have a presentation at school tomorrow, right?”
You: “Yeah…I’ve just done making my PPT today, but I’m so nervous even now.”


友達:「やっほー、元気?明日学校でプレゼンでしょ?」
あなた:「そうなんだよ、、今日ちょうどパワポ作り終わったんだけど、今からすでにすごいドキドキしてる。」

  • 期待と不安が混ざる場合の『ドキドキ』 “my heart is beating!”


「心臓がドキドキしてる」ということで”my heart is beating”がこの場面での『ドキドキ』に当てはまります。

会話例
Friend: “How was your weekend?”
You: “You know what! I went to have dinner with Jason on Saturday night! My heart was beating the whole day.”


友達:「週末どうだった?」
あなた:「聞いて!土曜日の夜ジェイソンとご飯食べに行った!もう1日中ドキドキしてた。」

  • ふわふわ

パンケーキなどの食べ物や、動物などにも使えるよく使われる擬音語の1つです。

“fluffy”
『フラッフィー』がふわふわに対応する英単語になります。

会話例
Friend: “I miss my puppy so much. Look at this picture! He’s in Mexico with my family.”
You: “Wow! He’s adorable and fluffy!”


友達:「飼ってる子犬に会いたいな、、この写真見て!今はメキシコで家族と一緒にいるの。」
あなた:「わぁ!ふわふわですごく可愛いね!」

  • カリカリ

こちらも食べ物の触感を表すのによく使われる単語ですね。

“crispy”(クリスピー)
“crunchy” (クランチー)

どちらも『カリカリ』を表すのにふさわしい単語ですが、2つの違いとしては、人によって感覚が異なる微妙な違い程度です。

会話例
Friend: “When I ate bacon in Japan, it was too soft. I didn’t like it”
You: “Japanese people prefer that style of bacon. We don’t cook it until it gets crunchy.”


友達:「日本でベーコン食べた時、ベーコンがすっごい柔らかすぎてあまり好きじゃなかった。」
あなた:「日本人は柔らかめのベーコンを好むから、カリカリになるまでは炒めないんだよ。」

  • チクチク

セーターなどを着た時に感じる痒みを伴う『チクチク』と、お腹が刺されているように痛みを伴う『チクチク』の2パターンを解説。

  • 痒みを伴う『チクチク』 “itchy”

“itchy”(イッチー)は『痒い』や『チクチクする』と言いたい時に使えます。
会話例
Friend: “?! You didn’t make up today? That’s unusual.”
You: “No. Because my skin is pretty itchy this morning, so I didn’t want to apply anything to my skin.”


友達:「?!今日メイクしてこなかったの?珍しいね。」
あなた:「そうなの。今朝から肌がチクチクしてたから、何も肌に塗らないようにしたの。」

  • 痛みを伴う『チクチク』 “tingling”, “prickly”


続いては針でさされるような痛みがある場合は”tingling”(ティングリング)や”prickly”(プリックリー)を使います。

会話例
Friend: “My stomach is getting prickly…”
You: “What did you eat for lunch? Are you okay?”


友達:「なんかお腹がチクチクしてきた、、」
あなた:「お昼何食べた?大丈夫?」

  • ヒリヒリ

英語では、日焼けによる『ヒリヒリ』は痛みの『チクチク』に近いもので”tingling”を同様に使えます。

また、辛い物を食べて口の中が『ヒリヒリ』するという時は“burning”“be on fire”でも対応できます。
会話例
Friend: “Did you like my favourite Korean noodle?”
You: “You said it’s not that spicy, but IT IS SPICY! My mouth is still burning!”


友達:「私のお気に入りの韓国ヌードル気に入った?」
あなた:「これ辛くないって言ってたけど、すごく辛いよ!今だに口がヒリヒリするんだけど!」

  • サラサラ

肌や髪のさわり心地を表す場合の『サラサラ』は“silky”(シルキー)や“smooth”(スムース)です。

“silky”は「絹のような」から「絹のように細かくサラサラ」となります。そして日本語では「滑らかに事が進む様」を表すときに『スムーズ』を使いますが、英語では『スムース』という発音が正しいです。
会話例
Friend: “I’m so jealous of your black and silky hair.”
You: “Thank you. I’m jealous of your naturally brown hair too.”


友達:「そのサラサラな黒髪すっごく羨ましい!」
あなた:「ありがとう!私はあなたの生まれながらの茶色い髪も羨ましいけどな。」

  • ベタベタ

『サラサラ』の逆『ベタベタ』は“sticky”がよく使われます。
会話例
Friend: “There are two seats available!”
You: “Yeah! Lucky…eww, this table is so sticky. Let’s find another table.”


友達:「あ、あそこに2つ席空いてる!」
あなた:「ほんとだ!ラッキー、、うわ、このテーブルベタベタする。他の席探そう。」

  • イライラ

ムカついている時の感情を表す『イライラ』は“to get annoyed(アノイド)”, “to get irritated(イリテイティド)”, “to feel frustrated(フラストレイティド)”が当てはまります。

「不満を感じる、むしゃくしゃする、ムカつく」という意味で使います。
会話例
Friend: “Hey, you look unhappy today. Is everything okay?”
You: “No. My ex-boyfriend texted me last night and he asked me to lend him some money. I got annoyed.”


友達:「ねぇ、なんか今日元気なさそうに見えるけど、大丈夫?」
あなた:「大丈夫じゃないよ。昨日の夜、元カレからメッセージ来て、お金貸してくれないって聞かれたの。イライラした。」

  • キラキラ

これもよく使われる擬音語だと思います。『キラキラ』は“sparkling”(スパークリング), “shining”(シャイニング)が使えます。

ちなみに『キラキラ星』の『キラキラ』は“twinkling”(トゥウィンクリング)はよく知られていると思います。
会話例
Friend: “Look! My sister did my nails yesterday.”
You: “That’s gorgeous and sparkling!”


友達:「見て!昨日お姉ちゃんにネイルしてもらったの。」
あなた:「すごく綺麗でキラキラしてるね!」

  • モヤモヤ

『モヤモヤ』は単語通りに英語に訳すのはかなり難しいです。なぜモヤモヤするのかを説明する英語表現が使われることが多いです。

冒頭の「自分が言いたい日本語にしっくりくるように英語で表現できない」時の『モヤモヤ』は“something is unclear”、”something is wrong/ not right”など「何かがはっきりしない」「何かこれじゃない感じがする」と言ったニュアンスで表現することができます。

「すっきりしない、なんかひっかかる」と言った表現で『モヤモヤ』するというしかないです。
会話例
Friend: “Well..so what do you want to say after all?”
You: “I mean..you know, I know what it is but can’t find the right expression in English! No matter how much I explain, I still feel like something is wrong!”

友達:「えーっと、それで結局何が言いたいの?」
あなた:「だからさ、ほら、あの、、分かってはいるんだけど英語だと上手い表現が見つけられなくて!どんなに説明してもなんか違う感じがしてモヤモヤする。」

まとめ

以上、10の擬音語の英語と会話例でした。意外と、その場になってみると「あれ?この擬音語、英語で何て言うんだ?」となりがちなので、10個すべて覚えておくと便利だと思います!