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Toastmastersで会話プレゼン力UP【英語中上級者】

【Have You Ever Heard “Toastmasters”?】
今回は、無料でネイティブカナダ人たちに交ざり『英会話力アップ』させるのにおすすめのトーストマスターズ(Toastmasters)について紹介します!

突然ですが、この「トーストマスターズ」(Toastmasters)というグループを知っていますか?

カナダに留学に来て、「カナダ人と出会いたい!友達になりたい!」と考えた時にLanguage Exchange(お互いの言語を教えあう)などのミートアップに参加する方も多いと思います。ミートアップは楽しくて、新しい友達を見つける場としてはいいのですが毎回同じような日常会話ばかりなので、もっと英語力を向上させたい!ディスカッションできるくらい英語スピーキング力をつけたい!と言う方には、トーストマスターズがおすすめです。カナダ留学中にスピーキング力を絶対強化したい!と言う方必見です!

目次

トーストマスターズ(Toastmasters)とは?

トーストマスターズとは“toast”「乾杯、祝杯」という意味ですが、乾杯の音頭を取る人が乾杯の前に短い挨拶・スピーチをすることです。その人前でのスピーチ力・コミュニケーション力・リーダーシップ力を“master”「習得する、熟達させる」ことを目指すグループです。(非営利団体なので無料で参加できます。)

詳しくはこちらのToastmastersホームページ(英語版)からどうぞ。

Toastmasters International

トーストマスターズでリーダーシップ、英語でのスピーチ力アップ

トーストマスターズが行っているプログラムでは、英語のレベルやスキルに関係なく、参加した全員がみんなの前で簡単なスピーチをしたり、質問・議題に対する意見を述べたりしながら、英語でのスピーキング力・スピーチ力・コミュニケーション力向上を目標にします。

より応用的にはビジネスシーンや公的な場面で、多くの人の前で説得力のあるスピーチをすることで高いリーダーシップ性を養うことも目標にしています。

世界にあるトーストマスターズグループ

現在、世界143か国で活動していて、実は日本でも参加することができます。
トーストマスターズ日本について詳しくはこちらからどうぞ。

東京だけでなくいろいろな都道府県で行われており、言語も日本語、英語、中国語などを選んで参加できます。英語力アップに限らず、日本語でのコミュニケーション力を向上させたいという方にもおすすめです。

実際にトーストマスターズに参加してみる

私も日本にいた時は、トーストマスターズについて聞いたことはなく、カナダのウィニペグに住んでいる時に彼に誘われて一緒に参加したことがあります。

実際の参加体験からトーストマスターズのプログラムの様子を詳しく解説します。

カナダでトーストマスターズがある場所

正確にカナダの何か所でトーストマスターズに参加できるかは分からないのですが、各都市、各地域ある程度人口が多いところなら最低1か所以上はあります。

自分が住んでいるカナダの地域にあるか調べたい方は下記から検索できます。

https://www.toastmasters.org/find-a-club

トーストマスターズへの参加方法

ウェブサイトで見ても分かるように、特に予約なしにその場に参加も出来るし、ウェブから予約して参加する方法もあるようです。ウェブでもアドバイスがあるように初めての人はあらかじめ参加したいことを連絡しておくと良いです。

トーストマスターズの時間と流れ

通常1回のプログラムあたり1時間30分~2時間ほどを予定しているようです。ウィニペグで参加したトーストマスターズもだいたい1時間30分ほどで、集まった人数や話の盛り上がり具合によって誤差があります。

私が参加したウィニペグのグループの例を参考に、プログラムの流れを解説します。まず、『今日のフレーズ』ということでホワイトボードに日常生活で使えそうなフレーズ、言い回しをみんなで確認します。その後、そのフレーズを使って何人かが短い文章を発表したりしていました。そして初参加の人にはここで簡単に自己紹介(名前や出身地、なぜトーストマスターズに参加しようと思ったのかなど)をするよう促されます。

それから、メンバーの一人がお題を上げ、参加者全員がランダムにあてられ、そのお題にまつわる1~2分の短めのスピーチをします。(私が行ったときは確か『最近または今までで最も恥ずかしいと感じたエピソード』だったと思います)

その後はあらかじめ決められたメンバーが準備してきたスピーチを聞いたりしました。初参加の人は特に役割はないですが、メンバーの方や何度も来ている人たちには、「司会係、タイマー係、文法添削係」などの役割が割り当てられていて、その人たちがスピーチなどが終わった後、参加者全員のスピーチ時間やスピーチ内での文法ミスや直した方がいいと思った点、”Ah..””Well..”などのfiller(フィラー)を何回言っていたかなどを数えていて発表されます。

初めて参加すると、いつ自分がスピーチするのか、どんな流れでこれから何が行われるのか読めず戸惑いますが、他の参加者や司会担当の方など優しく教えてくれるので、あまり怖がらなくて大丈夫です。

まとめ

いかがでしたか?友達やランゲージエクスチェンジパートナーたちとリラックスしながら会話を楽しむのも英語力を向上させる高い効果があります。しかし、それでは物足りない!もっとプレゼンテーションやスピーチ、ディスカッションで堂々と英語で話せるようになりたい!という方、英語力がすでに中上級の方、この機会にぜひトーストマスターズに参加してみるのはいかがでしょうか。