カナダ留学

【カナダ留学】カナダの各都市の『秋の天気』はどんな感じ?

【How Is The Autumn Weather In Canada?】
カナダの東部・西部・中央部に位置する3都市トロント・バンクーバー・ウィニペグに長期で滞在した経験から各地域、各都市の春夏秋冬の天気や主な気候、またそれぞれの季節でのおすすめの服装について解説していきます!

今回は『秋』編ですが、前回は『春』編、『夏』編を紹介したので、気になる方はこちらから!

【カナダ留学】カナダの各都市の『春の天気』はどんな感じ?

【カナダ留学】カナダの各都市の『夏の天気』はどんな感じ?

春夏秋冬それぞれを4記事に分けて書いていこうと思うので、カナダに留学する予定時期に合わせて、カナダの天気や気候を知りたい!、どんな服装すればいいのか悩んでいる!と言う方必見です!また長期でカナダ留学、滞在、移住をお考えの方は4記事すべてチェックして参考にしていただければ嬉しいです!

目次

1. 【カナダ東部】トロントの天気・気候

まずは、カナダ留学都市人気ツートップの1つカナダ東部の最大都市トロントから見ていきましょう!カナダの国旗にもあるカナダのシンボル、メープル(楓)を始め、様々な草木が赤や黄色、オレンジに紅葉し、秋のトロントもとても魅力的です!そんなトロントの秋について詳しく解説していきます!

    • トロントの秋は何月から何月頃まで?

『夏』編でトロントの夏は8月中旬または下旬頃までと書きました。このように長く待ちわびていてトロントの夏は割と早く終わりを告げ、早ければ8月中旬、基本的には8月下旬頃には気温が落ち着き始め、秋の気配を感じるようになります。たまに9月に入ってから30度近く、30度を超える日もありますが、月の平均気温は20度弱で基本的に20度前後の心地よい天気が続きます。天気も雨が降り続くということも少ないので、紅葉をじっくり楽しめます。10月になるとさらに平均気温が下がり、15度前後の日が多くなりますが、まだ秋の陽気で11月上旬もぎりぎり秋かなというところですが、中旬近くなると最低気温はマイナスになり始め、冬が始まります。なので『トロントの秋』は8月中旬、下旬~11月上旬頃までと言えそうです。

    • 気温や湿度はどのくらい?

8月:上旬は30度近く、体感温度30度以上の日も多く、夏真っ盛りですが、中旬を過ぎてくると日中の最高気温が25度前後に落ち着き始めてきます。中旬、下旬にも20度台後半になる日もありながら平均して25度前後という感じです。

9月:9月は1か月を通して比較的安定した気温が続き、波はありますが20度前後から25、6度の間を推移し、天気も安定して晴れている日が多い印象です。

10月:上旬は20度前後の日もありますが、中旬頃になると日中の最高気温が15度前後に下がってきます。朝晩の最低気温も10度を切るようになり、少しずつ寒く感じ始めますが、まだそれほどという時期です。

11月:11月に入ると急に寒くなり始めます。日中の最高気温が10度に満たない日も増え、中旬頃には最低気温がマイナスを記録し始めます。中旬以降は10度以下の日がほとんどで冬の訪れとなります。

秋のトロントおすすめの服装

8月:上旬は7月に引き続き真夏の服装でTシャツ、ショートパンツで過ごせます。中旬以降も日中はそれで問題ないですが、朝晩は少し冷え込む日もあるので寒がりな方は薄手の羽織る物を持っているといいでしょう。

9月:9月も晴れている日の日中は半袖でも過ごしやすいと思います。朝晩は10度近くまで下がり、日によっては最高気温と最低気温の差が10度以上ある日も出てきます。通学や出勤時は秋用のジャケットがあるといいかもしれません。

10月:中旬頃までは9月下旬同様、秋用のジャケットが必要だったり、暖かい日はジャケットがいらない陽気です。中旬以降はより気温が下がってくるので、日中は薄手のジャケットで事足りますが、日によっては少し厚手のインナーにしたり、重ね着する必要が出てくると思います。冬物ジャケットまではいらないですが、少しずつ冬物セーターなども混ぜながら服装選びした方がよさそうです。

11月:11月上旬には気温がさらにグッと下がり、いよいよ冬物ジャケットに切り替え始める人も出てきます。気温自体は5~10度くらいなので「今から冬物ジャケット来ていたらマイナスの気温になる冬本番を乗り切れない!」と不安になる方も多いかもしれません。ポイントとしては冬物ジャケットを着て、重ね着しないか、冬物ジャケットはまだ我慢して重ね着などで凌ぐこともできなくはないです。『秋』の分類の11月上旬は防寒の小物まではいらないもののある程度冬支度を始めましょう!

2. 【カナダ西部】バンクーバーの天気・気候

続いてカナダ留学都市人気ツートップのもう1つカナダ西部の最大都市バンクーバーを見ていきます!『夏』編でもバンクーバーの夏は夏らしくない!と書いたのですが、それでは夏はいつまでで秋はいつからなのか、バンクーバーの秋もトロントの秋同様魅力的なのか見ていきましょう!

    • バンクーバーの秋は何月から何月頃まで?

『夏』編でバンクーバーの夏はだいたい早くて8月の中旬、平均的には下旬頃までと書いたので、バンクーバーの秋の始まりはだいたい8月下旬頃からと考えていいと思います。『夏』編でもさんざん書いたように、バンクーバーの夏は冬が厳しいトロント、ウィニペグに比べても暑くないです。そのため春と夏の境目、夏と秋の境目が分かりにくいです。また、『レインクーバー』という別名があるほどバンクーバーは冬に雨が降りやすく、年によってはそれが秋から始まったりもします。気温的には秋も夏より気持ち肌寒く感じる程度ですが、雨が降り続く時もあり、寒いというより鬱々としていることもあります。『バンクーバーの秋』はだいたい8月下旬頃~11月中旬までと思っておくといいです。

    • 気温や湿度はどのくらい?

8月:中旬、下旬あたりは最高気温が25度前後、最低気温が15度前後の日が多く、夏と言うより秋の始め頃の陽気です。下旬にはさらに20度前後までしか気温が上がらない日も出てきます。

9月:上旬は25度前後まで気温が上がる日もありますが、中旬以降はほとんどの日が20度前後で肌寒く感じるようになります。

10月:上旬は20度前後になる日もあります。中旬、下旬になると日中の最高気温は15度以下になる日も増えてきて、かなり寒く感じるようになってきます。

11月:11月になり、上旬から中旬頃までは気温に大きな差はありませんが、最高気温は10度前後とかなり寒く感じるようになってきます。朝晩の最低気温も1桁台(1~3度)になる日もあり、そろそろ冬支度を始める時期になってきます。

秋のバンクーバーおすすめの服装

8月:バンクーバーの夏真っ盛りな時期を越え、(夏真っ盛りでも25度を少し超える程度ですが)徐々に気温が落ち着き始め、過ごしやすい、人によっては既に少し空気がひんやりと感じる方もいるかもしれません。中旬頃までは夏の服装で問題ないですが、下旬頃には日中でも薄手の羽織ものが必要になるかもしれません。

9月:晴れていれば気持ちの良い秋の陽気で、長袖の服1枚で出かけたりもできますが、年によって9月頃から雨の日が多くなってくる場合もあり、レインコートやレインシューズなどがあると、洋服が濡れて1日不快な気持ちにならずに過ごせます。ただ毎年9月頃から雨のシーズンが始まるわけではなく、紅葉狩りに絶好の寒すぎず、暑すぎずな天気が続く年もあるので一概に雨具の準備が不可欠とは言えないです。

10月:上旬は9月と同じような服装で足りると思います。中旬、下旬頃には秋物のジャケットやセーター、カーディガンなどで温度調節できるようにしておくのがおすすめです。

11月:そろそろ秋の終わりなので、冬服にシフトしていった方がいいです。完全な防寒対策はまだいらないですが、冬物ジャケットで中を薄着にするくらいでちょうどいいと思います。

3. 【カナダ中央部】ウィニペグの天気・気候

カナダの都市の中でも最も冬の寒さが厳しいと言われるカナダのちょうど中央に位置するマニトバ州の州都ウィニペグを最後に見ていきましょう!極寒の冬と、意外と暑くなる夏を持つウィニペグの秋はどんな感じでしょうか?また秋はどのくらいの期間でいつまでが秋なのかをチェックしてみます。

    • ウィニペグの秋は何月から何月頃まで?

前回の『夏』編でウィニペグの夏は8月下旬の前半頃までと書きました。30度以上まで上がることもある暑いウィニペグの夏も終わりに近づき、秋に移っていきます。結論から言うと、ウィニペグの秋は夏以上に短いです。早い年だと9月に雪がちらつく時もあります。なので秋の陽気はもって10月前半いっぱいです。ということで『ウィニペグの秋』は8月下旬から10月中旬頃までと見ておくといいです。

    • 気温や湿度はどのくらい?

8月:中旬頃までは30度近くまで気温が上がる日も多いのですが、下旬の後半頃になると気温も落ち着いてきます。20度前後の日が多く、たまに15度くらいまでしか日中の気温も上がらない時もあります。

9月:上旬、中旬頃までは日によりますが、15~25度の間くらいで日中の最高気温は推移します。夏の頃ほどではないですが、9月中旬頃までだとたまに30度近くまで急に気温が上昇することもあります。ただ中旬以降、下旬前半はまた気温が落ち着き、20度前後で下旬の後半に入るとさらに気温が下がり、日中でも10~15度、寒い日は最高気温が10度以下の日も出てきます。

10月:9月の月平均気温が15度以上ありますが、10月は平均気温が5度前後になるほど10月に入ると早くも気温ががくんと下がってきます。上旬は基本的に10~15度前後ありますが、中旬に入ると10度以下、下旬にかけては5度以下になる日がほとんどで日本で言う冬の天気です。

秋のウィニペグおすすめの服装

8月:中旬頃までは夏の服装で、下旬も基本的に夏の服装に1枚余分に持って置き、調整しながら脱ぎ着するのがいいと思います。ただ下旬には急に気温が下がる日もあるので秋用の服もすぐ着られるように準備しておきましょう。

9月:早ければ8月下旬から秋服にシフトしてもいいくらいなので、9月下旬前までは秋物ジャケットが必須になってきます。下旬にはジャケットの下も少し厚めの長袖を着始めたりした方がよさそうです。年によっては、雪が降ったり、気温が冬並みに下がる日もあったりもするので下旬には厚手の秋物ジャケットも用意する必要があるかもしれません。

10月:上旬、中旬頃までは秋物服装でも充分ですが、下旬にもなると薄めのダウンジャケットなどが必要になってくるので、秋物も少し残しつつ、冬のセーターなども出し始めた方がいいかもしれません。

4. まとめ

いかがでしたか?今回はカナダの3都市それぞれの『秋』について紹介しました。ぜひ今後のカナダ留学の参考にしていただけたら嬉しいです!次回はトロント・バンクーバー・ウィニペグの『冬』の天気や気候を紹介する予定です。

『春』『夏』編も気になる方はこちらからどうぞ!

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