カナダ留学,  役立つ英語

【留学英語】カナダ「先着順」「抽選」英語でなんて言う?

【Idioms And Words About Turn】
今回は久しぶりに役立つ英語トピックで2つ、便利な英語を紹介します!順番に関連する表現で、「先着順」「抽選」についてです。コロナウイルスの影響で提供できる商品の数に限りが出てしまう場合なども多い中で、「先着順で」「早い者勝ちで」または混乱を避けるために「抽選」という方法を取ったりする場面もあると思います。日本語と言い方が少し異なりますが、難しい表現ではないので、覚えておくととても便利です!

目次

『先着順、早い者勝ち』英語でなんて言う?

まずは「先着順」や「早い者勝ち」という表現を英語で何と言うか見ていきましょう。

first-come, first-served:先着順、早い者勝ち

宣伝文句などでこの4単語のみで使用されることが多いです。文章中で入れるなら、

on a first-come, first-served basis:先着順で、早い者勝ちで

on a ~ basis:~基準で「~で」という方を使います。完全文で言うなら、

“People who come first will be served first.”
「早く来た人は早く給仕されます(サービスを受けられます)。」

といった感じになるので、ここから簡単に”First-come, first-served”となったのだと思います。

会話例

You: “There is Summer Music Festival this weekend! Let’s go!”
Friend: “Do we need to buy tickets for admission in advance?
You: “No! It’s on a first-come, first-served basis, so we should be there early.”

あなた:「今週末、サマーミュージックフェスティバルがあるらしいよ!行こうよ!」
友達:「先に入場券買う必要ある?」
あなた:「大丈夫!先着順だから、早めに行った方がいいね!」

この会話例のシチュエーション以外にも、限定品の販売や定員があるジムやヨガのクラスなどの話題でも使われることが多いので、見かけたら「先着順か!」と分かるようになります。

『抽選、くじ引き』英語でなんて言う?

一方で先着順のような来た順番、予約した順番関係なく、抽選で決まる場合は何と言えばいいでしょうか?

raffle:くじ、抽選
raffle drawing:くじ引き、抽選
raffle ticket:抽選券

raffleという単語が使われ、単独でくじ、抽選という意味になりますが、drawing:引くこと、という動作も加えて、raffle drawingということもあるようです。

会話例

You: “Have you applied for Tokyo Olympic’s tickets?”
Friend: “No, did you buy that?”
You: “Actually, tickets will be sold through a raffle drawing. I have to wait until the raffle drawing date.”

あなた:「東京オリンピックのチケット申し込みした?」
友達:「ううん、チケット買った?」
あなた:「というか、チケットは抽選で決めて、売られるから、抽選の発表日まで待たなきゃいけないんだ。」

今回使った前置詞はonではなく、throughなのが注意点です。「抽選」というシステムを「通して」、当落が決まるのでonよりも伝わりやすいからだと思います。

『あたりはずれ』のおまけ話

カナダで、日本人ではない人が日本語入りのTシャツを着ているのを見かけますが、「アタリ」と大きめにTシャツ正面に書かれたのを着ている人を見かけました。

この「アタリ」Tシャツの正体は、アメリカのゲーム会社Atari Inc.のシャツのようです!「アタリ」の文字と会社のロゴがプリントされていました。なんと、かつてAppleのスティーブ・ジョブズも技術者としてこの会社で働いていたことがあるようです。

ゲームに全く詳しくないので、全然この会社のことも知りませんでした。「アタリ」で「ガリガリ君」を連想してしまっていて、なんで「アタリ」なんだろう?と思ってしまっていました。笑 ちなみに「あたり」は英語で”win(won)”で表現可能です。

まとめ

ということで、今回は「先着順」「抽選」のそれぞれ英語でなんて言うのか、についてでした。意外とその場面になってみると、なんて言うんだろう?となりがちな表現なのでぜひこの記事を参考に覚えて頂けたら嬉しいです。