カナダ留学

【カナダ留学】「留学したい!」親を説得する方法6選

【How To Convince Your Parents To Agree With Your Studying Abroad】
今回はカナダ留学の準備段階における一番の大切なポイント、『家族、親のカナダ留学やワーホリに対する賛成や同意をもらえるように説得する方法』を6つ紹介します!

ご家庭によってカナダ留学に対する意見はかなり異なると思います。「外の世界を見てきなさい!」とカナダや海外への留学に大賛成してくれる親御さんもいれば、「カナダ(海外)に行ったからと言って英語が完璧になるわけじゃない」「カナダは日本から遠いし、何かあったら心配」反対意見や不安や心配の気持ちをもつ親御さんもいます。

親御さんが前者の場合は、留学に関する話し合いもすんなりと進むかもしれませんが、後者の場合は親御さんを説得しなければなりません。そこで「どうやって親を説得しよう」と悩んでいる方向けに親御さんの説得方法を解説するので参考にしてみてください!

目次

1. 明確な計画・予算を立てる

親御さんを説得するには、まずは自分がしっかりカナダ留学やワーホリの全体計画やどのくらいのお金がかかるのか予算を把握しておくのが重要です。

  • どんなスタイルの留学をしたいのか?(語学学校、高校・大学の交換留学、大学留学で正規入学、カレッジ留学、ワーキングホリデー留学、社会人向けCo-op留学、カナダ移住を目指す留学など
    『カナダ留学』と一口に言っても様々なスタイルの留学があります。自分の現状や将来設計によってどんなスタイルの留学がしたいかは人それぞれです。
  • どのくらいの期間留学したいのか
    留学スタイルにもよりますが、自分はどのくらいの期間留学したいのかも予算や自分の目標の達成度などに大きく関わるのでとても重要です。数週間~半年未満の短期留学がしたいのか半年以上の長期留学がしたいのかを決めることによって計画や予算がたてやすくなります。
  • いつから留学したいのか&そのためにどんな計画で準備していくのか(休学届や休職・退職届の申請など)
    留学したい時期によっても準備するべきことや計画すべきことが変わってきます。なるべく準備期間が長いといいですが、学校の入学時期などの兼ね合いもあるので慎重に決めなければいけません。
  • 留学前、留学中、留学後に何をしていくのか(留学の目的を明確にする)
    さらに留学中の計画だけでなく、留学前や留学後の計画を立てることも必要です。留学前にするべきリストや留学後のビジョン、計画(どうやって、いつ復学、復職するのか)を明確にしておくことも親御さんを安心させ、うまく説得するのに役立ちます。
  • どのくらいの金額がかかるか&どのくらいの金額なら自分で準備できるか
    学費なら各学校のホームページなどで見積もりも見れますが、留学にかかる費用は学費だけでなくカナダでの生活費などや留学中も日本で支払いが必要な税金や奨学金返済がある方はその分も予算に含めて考えなければいけません。

計画や予算はより具体的で緻密なほどよいですが、カナダに実際来てみないと分からなかったりするのでインターネットで情報を集めるのを基本とし、留学エージェントや高校・大学の留学カウンセラーや体験者から話を聞いてみるなど、より詳細な情報を集められるように頼ってみましょう。

2. 行動でやる気を示す

2つ目の説得方法は簡単なようで難しいです。学生さんなら勉学に励む姿で、仕事をしている方ならお金を貯めたり、英語の勉強をしたりする姿でやる気を示せると思います。「留学したい!」と決心した最初のうちこそは情報集めをしたり、いろいろな人に相談したり、自分でも英語の勉強をしたり、やる気や情熱がありますが、長丁場な準備になってくるとだんだんやる気やモチベーションが下がってきてしまいます。

それを見て「あんなに留学したいと言っていたけどやっぱり最初のうちだけじゃない」と思ってしまう親御さんも出てくると思います。なのでやる気を保ち、親御さんに示し続けるためにも1つ目の「計画をしっかり立て、把握しておくこと」が大切になってきます。計画があることで「今は何をする段階」で「次の段階につなげるために何をすればいいか」が見えてくるので、やる気やモチベーションを落とさずに準備していくことができます。

3. 自分の夢・目標に自信を持つ

3つ目も簡単に見えて難しく、それでいて親御さんを説得する上ではかなり重要なアクションになります。「留学したい」「留学して英語を上達させたい」「海外で生活して人間力を上げたい、成長したい」という自分の夢や目標に自信を持つことも大切な説得の材料になります。

「親に金銭面で負担をかけたくない」「親の期待に応えなきゃいけない」「親がこの学校に、この会社に行ってほしいと望むから背けない」と自分で自分を束縛し、夢や目標を諦めてしまう人も多いです。特に学生さんは親御さんに学費を出してもらい、通わせてもらっている立場の方が多いので、親御さんにさらなる金銭面の負担をかけることを申し訳なく思い、カナダ留学の夢を相談できないということもあるかもしれません。

しかし、どんなに厳しい親御さんでもあなたの夢・目標に対して本気でかつその決断に自信を持っていれば、それを理解、応援してくれると思います。親が敷いたレールのみが進むべき道ではないし、自分のやりたいことは自分で決めることができます。けれど、あなた自身がその夢や目標の決心に自信がなく、決心が弱ければ親御さんもあなたの夢や目標を100%応援することはできません。

4. 他人と比べない

日本人の多くは、日本の文化においては「他人と足並みを揃えること」が良しとされている風潮があります。高校受験や大学受験を経て、進学し、卒業前には就活をして、卒業後はすぐに就職する道が当たり前と一般的に考えられています。

「友達はみんな日本の大学に進学するから、日本で就職するから」と他人と比べて、人と違う道「カナダに留学すること」を諦めてしまう人も多いです。「留学すると周りと数年の差がついてしまう」と思いがちで、若いうちの数年の差は大きく見えますが、長い人生の中で見ると大きな差ではないです。カナダ留学して出遅れるという考え自体が間違いで、カナダ留学での過ごし方次第で、その数年は大きなアドバンテージにもなり得ます。

5. 最低限自分で準備出来ることは自分でやる

他の項目と被る部分、つながる部分でもあります。1つ目の計画を立てることも、「最低限自分で準備できることは自分でやる」ことの1つだし、「最低限自分で準備できることは自分でやる」ことで2つ目のやる気を見せる1つの方法にもなります。

また自分で準備することで、カナダ留学で何をしたいのか、何をするべきなのかが見えてくるので自分の夢・目標に対する自信、また親御さんを説得する自信にもつながります。

「最低限」と言いましたが、あなたが小学生以下の学生さんでない限り自分でできる準備は「留学資金を払う」以外のほとんど全てになります。

  • カナダ留学のプログラム、行きたいカナダの学校を探す
  • カナダ留学フェアーなどのイベントに参加する
  • 留学エージェントやカウンセラーに相談する
  • カナダでの生活や文化、カナダ留学の情報を集める
  • 英語力強化のための勉強や英会話スクール通い、オンライン英会話受講をする
  • カナダ留学までの必要な書類の準備や提出、やるべきことリスト(入学申請、休学・復学するためのステップ、休職・復職するまでのプランなど)をあげる
  • カナダ留学に必要な持ち物を準備する(または何が必要か把握して、親御さんに何を買ってもらうべきか理解しておく)

他にもやるべき準備はたくさんありますが、いくつか例を挙げてみました。

6. 後ろ盾になる情報を集める

これも前述した項目と似ていますが、『後ろ盾になる情報=自分のやりたいこと、自分の状況と似た人の経験談など』を集めておくと親御さんを説得するのに役立つかもしれません。説得される親御さんも漠然と自分がしたいカナダ留学を聞かされても、安全なのか、本当にカナダまで行く価値があるのかなど不安を持っていると思います。

そんな親御さんを安心させ、説得するにも後ろ盾になる(信頼度の高い)情報を集めることをお勧めします。「どこでそんな情報集められるの?」と思う方もいるかもしれません。情報元としてはまず1つ目はインターネットや留学本、留学雑誌などの媒体から、2つ目は高校や大学の先輩、過去の在学生で同じようなカナダ留学をした人から直接聞くこと、または経験談などが載っている資料から、3つ目は留学エージェントなどが提供する過去の留学生の経験談資料から、情報を集めることができます。

またこう言った情報を提示しながら親御さんを説得する方が効果が高いです。現代の留学状況と親世代の時代背景や状況とは違うので、親御さんが留学エージェントなどの留学のプロでない限り、予測段階での反対意見に対抗(言い合いの喧嘩をするわけではないですが、、汗)できます。

まとめ

いかがでしたか?カナダに留学したくても親御さんが賛成してくれない、説得するのは難しいと思っている方も多くいらっしゃると思います。ここで挙げた説得方法すべてが必ず効果があるとは言えません。けれど、説得してみる前から諦めず、できることはチャレンジしてみて親御さんの理解を得てカナダ留学の夢を叶えられる方がいると嬉しいです!