【カナダ】トロント徹底攻略!~ユニオン駅編
【Want To Master Toronto?~Exploring “Union Station” Area】
前回、バンクーバー徹底攻略!ということでウォーターフロント駅周辺の情報を紹介しました。そして今回はトロントのユニオン駅編を書いていきたいと思います!
トロント旅行をされる方、トロントに留学・ワーホリに来られる方必見です。この記事でトロントのユニオン駅から行ける観光スポットやおすすめカフェ・レストラン情報、その他のユニオン駅の利用方法について分かるので参考にしていただければと思います!
目次
ユニオン駅の基本情報
トロントのダウンタウンの最南端にある駅がユニオン駅です。U字に路線が伸びるYonge-University Line通称イエローラインのターミナル駅です。
なんとカナダで最も利用者数の多い鉄道機関の駅で北米では第2位の利用者数を誇る駅です。(年間利用者数約7200万人。ただちなみに日本で最も利用者数の多い駅新宿駅は1日の利用者数が350万人、年間にすると12億7750万人。。)
photo credit: neilalderney123 The Concourse in Union Staion, Toronto, Canada via photopin (license)
駅構内は天井がとても高い作りになっていて、教会のような厳かな雰囲気もあります。天井が高い分照明が少なく暗いとも感じますが、大きな窓もあり利用者数が多くても開放感があります。
ユニオン駅からのアクセスが便利なスポット
ここからは「観光・食・生活」の項目ごとにユニオン駅周辺のおすすめ人気スポットを紹介していきます!
観光スポット
まずは「トロントに来たらここ!」というユニオン駅からのアクセスが最も便利な観光スポットを7か所ご紹介!
CN Tower(シーエヌ・タワー)
トロントと言えば!というランドマークのCNタワーは人気観光スポットとなっています。昼間に見上げるCNタワーも圧巻ですが、夜にはライトアップされるので違った見え方を楽しむことができます。
(ちなみにCNはCanadian Nationalというカナダの鉄道会社が建設をしたため、CN Towerという名称になっています。)
また地上から見上げるだけでなく、CNタワーに上ってトロントダウンタウンの景色を一望することも楽しみ方の一つです。553.33mの高さを誇り、高さの異なる4か所の展望台があります。営業時間は季節問わず午前9時から午後10時30分まで。
チケット料金は行きたい展望台によって異なります。2か所の展望台や屋外展望台に行ける通常チケットが13歳以上の大人が39ドル。床がガラス張りになっている「グラスフロア」や屋外に出れる展望台がとても人気です。通常チケットに加えさらに15ドル支払うと、最も高い展望台「スカイポッド」にも上ることができます。
また、後ほど「カフェ・レストラン」項目で紹介するのですが、CNタワーには回転式の展望レストランがあり、レストランで食事を楽しみながらCNタワーからの景色も同時に楽しむことができます。
CN Tower
290 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3L9
https://www.cntower.ca/en-ca/home.html?ref=MainBarEN
Rogers Centre(ロジャーズ・センター)
メジャーリーグ野球チームのトロント・ブルージェイズのホームスタジアムでもあるロジャーズ・センター。先ほど紹介したCNタワーのすぐ近くで、トロントアイランド側から撮られるCNタワーの写真の隣にドーム型の建物が写っているのがこのスタジアムです。
photo credit: Matt Henry photos Cheap seats at the Blue Jays game via photopin (license)
トロント・ブルージェイズの試合がロジャーズ・センターである日は、街中やTTC内など至る所にブルージェイズのTシャツや帽子などのグッズを身に付けてこれから応援観戦に行くんだろうなという地元の人たちを多く見かけます。野球好きの方はもちろん、あまり野球に興味がない方でも海外での野球観戦はなかなかできない体験なので行ってみるといいかもしれません。
Rogers Centre
1 Blue Jays Way, Toronto, ON M5V 1J1
https://www.mlb.com/bluejays/ballpark
Scotiabank Arena(スコシアバンク・アリーナ)
続いては野球よりもバスケやホッケーに興味がある方必見のスコシアバンク・アリーナです。こちらはNBAのトロント・ラプターズやNHL(National Hockey League)のトロント・メープルリーフスのホームスタジアムとなっています。
photo credit: Kasia/flickr Pre-Season Game at the Scotiabank Place via photopin (license)
昨年2019年にはNBA史上初のアメリカ国外でのファイナルで見事優勝を決めたトロント・ラプターズに地元トロントは大盛り上がりだったほど、ラプターズも人気があります。そして冬のホッケーシーズンになると、これまた多くの人がメープルリーフスの青いユニフォームやTシャツなどを着て、試合観戦に行きます。野球、バスケ人気に負けず劣らずホッケー大国カナダではホッケーへの情熱がすごいです!
Scotiabank Arena
40 Bay St, Toronto, ON M5J 2X2
https://www.scotiabankarena.com/
Toronto Islands(トロント・アイランド)
トロントの夏に自然を楽しめる人気のスポットの1つトロント・アイランド。トロント・アイランドに行くにはフェリーに乗らなければいけないのですが、フェリー乗り場に一番近い駅がユニオン駅です。後ほど詳しくフェリー乗り場の場所やフェリーの乗り方について解説します。
冬が終わり暖かくなってくると多くの人が訪れます。トロント・アイランドには自然が多く、大きな公園のように芝生のエリアや、ちょっとした遊具があるエリア、ピクニックなどにも使えるようにベンチやテーブルがあるエリアなどリラックスできるだけでなく、友達や家族で行ってワイワイ楽しむこともできます。
また、ビーチ(トロント・アイランドはオンタリオ湖という湖に面しているので波はほとんどない)や、小さな子供たちが楽しめるちょっとしたアトラクションがある遊園地やミニ動物園で動物たちと触れ合うこともできます。さらにカヌーやサイクリングもレンタルできるのでチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
Toronto Islands
https://www.toronto.ca/explore-enjoy/parks-gardens-beaches/toronto-island-park/
Royal Bank Plaza(ロイヤル・バンク・プラザ)
ロイヤル・バンク・プラザは観光スポットというほどでもないですが、カナダの大手銀行の一つRoyal Bank of Canada(通称RBC)の本社ビルです。「銀行の本社ビルがどうした」という感じですが、全面が黄金色のガラス張りで周りの他のビルと比べると一際目立ちます。
photo credit: Onasill ~ Bill Badzo – 69 Million Views Toronto Ontario – Canada – Royal Bank Plaza – Reflections via photopin (license)
また、中に入ってみると下の写真のように芸術的なデザインで開放感のある空間が広がっています。特にこれと言ったお店など行くべきポイントはないですが、休憩がてら立ち寄ってみるのをおすすめします。
photo credit: jrgcastro Allen Lambert Galleria (BCE Place) via photopin (license)
Royal Bank Plaza
200 Bay St, Toronto, ON M5J 2J2
Ripley’s Aquarium of Canada(リプリーズ水族館)
先ほど紹介したCNタワーにはグラスフロアという展望台の床が一面ガラス張りになっているところがあると書きましたが、そこから見下ろすと、2頭のシャチ?クジラ?のシルエットが見えます。その建物がリプリーズ水族館です。
CNタワーから見下ろすと見えるので、CNタワーの真隣にあります。通常チケットが大人39ドルです。オンラインで日付時間指定だと大人33ドルと6ドルお得になります。またCNタワーと近いことから、どちらも行けるコンボチケットを購入することもできます。営業時間は午前9時から午後11時までとかなり遅くまでやっています。(夜に「シャークス・アフター・ダーク」というプランもあり、夜のサメたちを鑑賞できるようです)
photo credit: archer10 (Dennis) DSC08934 – Ripley’s Aquarium of Canada via photopin (license)
Ripley’s Aquarium of Canada
288 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3L9
https://www.ripleyaquariums.com/canada/
Harbourfront Centre Natrel Rink(ハーバーフロント・センター・ナトレル・リンク:屋外スケートリンク)
観光スポット項目最後に紹介するのがハーバーフロントエリアにある屋外スケートリンク、ハーバーフロント・センター・ナトレル・リンクです。トロント市庁舎の目の前の”TORONTO”というモニュメントが有名なネイサン・フィリップス・スクエアという屋外スケートリンクとともにトロントダウンタウンの人気スケートリンクです。
スケートリンクを利用すること自体は無料です。なので自前のスケート靴がある方は無料で滑れます。スケート靴がない方は15ドルでレンタルできます。営業時間は日曜日から木曜日は午前9時から午後10時まで、金曜日、土曜日は午後11時までです。(★今年のスケートリンクとしてのオープン期間は3月8日までです。)
Harbourfront Centre Natrel Rink
235 Queens Quay W, Toronto, ON M5J 2G8
https://www.harbourfrontcentre.com/venues/natrelrink/
カフェ・レストラン
次にユニオン駅周辺のおすすめカフェ・レストランを5か所紹介していきます!
360 Restaurant (at the CN Tower)
まずは先ほどの観光スポットでも紹介したトロントのランドマークであるCNタワーにある「360 レストラン」です。
360というのは、CNタワーにある展望台部分がレストランになっており、ゆっくりと360度回転している(レストラン内にいてもほとんど動いているか分からないくらいゆっくり)レストランということから名前が付いています。
お高めなレストランなので料理の質はもちろんいいですが、トロントダウンタウン、ハーバーフロントを一望できるロケーションでとても人気です。トロントへ旅行の際はもちろん留学・ワーホリ中でも思い出として、また日本からトロントに会いに来てくれた家族や友達を連れて行くのにもピッタリです。
360 Restaurant
290 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3L9
https://www.cntower.ca/en-ca/360-restaurant/reservations-and-menus.html
Steam Whistle Brewing
次に紹介するのがトロントのクラフトビール工場、スチーム・ホイッスル・ブルーウィングです。現在はカナダ全土で展開するほど大きなビール会社ですが、始まりはトロントの小さなビール工場でした。
工場ですが、中にはバーもあるのでフレッシュなビールを楽しむことができます。また事前予約をして工場見学のツアーに参加することもできます。ガイドさんのビールに関する説明を聞きながら出来立てビールの試飲などもできるようです。
Steam Whistle Brewing
255 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3M9
https://steamwhistle.ca/
Boxcar Social
ハーバーフロントで綺麗な景色を楽しみながらおいしいこだわりのコーヒーを楽しめるカフェがボックスカー・ソーシャルです。トロントに他に3店舗、ハリファックスに1店舗構える人気カフェです。
世界トップクラスのコーヒーロースターからコーヒー豆を集め使用しているそうです。それらのコーヒー豆をローテーションしながらおいしいコーヒーを提供しています。またコーヒーだけでなく、ビールやワインもあるのでハーバーフロントの夕日を楽しみながら飲むのもおすすめです。おしゃれな店内もポイント!
Boxcar Social
235 Queens Quay W, Toronto, ON M5J 2G8
https://boxcarsocial.ca/pages/harbourfront
Marché Mövenpick
次に紹介するのがマルシェ・モーベンピック!マルシェということで市場というかおしゃれなフードコートと言った感じです。サラダバーのお店やピザ、パスタのお店、ビーフパイやパン屋さんが1か所に集まり、その場で食べることができるところです。
フードコートと言ってしまうと、普通な感じがしてしまいますが、おしゃれに食材や惣菜が並べられていて、外国のマルシェという雰囲気を味わえるのでおすすめです。奥の方にはバーカウンターもあり、ビールなどのお酒を飲むこともできます。
Marché Mövenpick
181 Bay Street #107S, Toronto, ON M5J 2T3
https://www.marche-movenpick.ca/en
Amano
一瞬「アマノ?天野?」と日本食レストランかと思いがちですが、自家製パスタが自慢の「パスタバー」をコンセプトにしたレストランです。”amano”はおそらくイタリア語で「愛する」という意味があるのでそこから来ているのだと思います。
この投稿をInstagramで見るOur current cravings. Tag someone you must have this with! #eatamano
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店内はカジュアルで、ガラス張りのキッチンが外から見えたり、カウンター越しにキッチン内が見えるようになっています。一からパスタを作っているのが見えて食事するだけでなく、どのように作られているのかも見て楽しめます。
パスタは麺状のものだけでなく、ニョッキやラビオリ、ラザニアなどもあり、本格的でおいしいパスタが食べられるのでおすすめです。
Amano
65 Front St W, Toronto, ON M5J 1E6
https://eatamano.com/
Pearl Harbourfront Chinese Cuisine
おすすめカフェ・レストラン項目で最後に紹介するのが中華料理レストラン、パール・ハーバーフロント・チャイニーズ・レストランです。
(※こちらのレストランはインスタグラムアカウントがなかったので、写真等は割愛します。)
Dim Sum(点心)という少量ずつの料理をたくさん頼み、家族や友達とシェアしながら食べる中華料理レストランです。好立地なこともあり、少しお高いですが、ハーバーフロントにあるためレストランからの眺めも抜群に良いです。
トロント観光に来て、ハンバーガーやピザも飽きたし、日本食レストランも行きたくないという時はハーバーフロントのこちらのレストランで中華料理点心を楽しむのもおすすめです!
Pearl Harbourfront Chinese Cuisine
207 Queens Quay W Unit 200, Toronto, ON M5J 1A7
http://www.pearlharbourfront.ca/
その他の利用目的
それではその他のトロント、ユニオン駅の利用目的を紹介していきます!
トロント・アイランドまでのフェリー乗り場に行く
トロント・アイランドまで行くには、これから紹介するフェリーか水上タクシーに乗る必要があります。水上タクシーは自由度が高く、早いですが料金が高いためほとんどの人がフェリーを利用します。
photo credit: The City of Toronto Toronto: Island Ferry via photopin (license)
フェリーはJack Layton Ferry Terminalというフェリー乗り場から出ています。ユニオン駅を出てハーバーフロント方面にまっすぐ向かい、Habour Square Parkという公園を抜けるとフェリー乗り場に到着します。徒歩で15分弱です。
フェリー乗車料金は往復チケットで大人8.19ドル、学生証提示で学生は5.37ドルです。フェリー乗り場の窓口で買うこともオンラインで予約することもできます。
フェリーは3つの異なる島行きがあるので、メインのところに行きたい場合はCentre Island行きに乗りましょう。フェリーはだいたい5月から10月の夏の間のみ運行しています。
Jack Layton Ferry Terminal
9 Queens Quay W, Toronto, ON M5J 2H3
https://www.torontoisland.com/ferry.php
VIA鉄道を利用する
カナダを横断するようにVIA鉄道という寝台付き列車が運行しています。ゆったりカナダの壮大な自然を眺めながら、カナダを東西に移動する旅が人気です。
その発着駅の1つにトロントのユニオン駅があります。なので例えばトロントからバンクーバーまでの列車旅をする場合、ここユニオン駅から出発します。
photo credit: Madbuster75 The Canadian through Jasper National Park via photopin (license)
VIA鉄道のチケットはオンライン予約もできるので、予定が決まり次第早めにチケットをとると安いです。通常カナダ国内で旅行や移動する場合、近ければバス、長距離なら飛行機で移動しますが、時間があって少し多めにお金を払ってもいいなら鉄道旅もなかなか思い出に残る体験になるのでおすすめです。
VIA Rail Canada Toronto Union Station
65 Front Street West Toronto, ON, M5J 1E6
https://www.viarail.ca/en/explore-our-destinations/stations/ontario/toronto/station
まとめ
いかがでしたか?前回のバンクーバーのウォーターフロント駅編を紹介しましたが、今回はトロント編の紹介でした。ぜひトロント旅行やトロント留学の際の参考にしていただければ嬉しいです。
バンクーバーのウォーターフロント編はこちらからどうぞ!
【カナダ】バンクーバー徹底攻略!~ウォーターフロント駅編