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【カナダ英語】これで完璧!テイクアウト電話注文方法を解説

【Be Confident To Order In English Over The Phone】
2020年も4月に突入しましたが、まだまだコロナウイルスの影響で通常の生活ができていない方が多いと思います。今回はそんな状況の中でより需要が上がっているレストランなどでのテイクアウト・ピックアップの英語での電話注文の仕方を徹底解説します!

電話口では相手の表情や口元が見えないため、面と向かって話す時よりも英語が聞き取りにくかったり、話すときに緊張してしまう方も多いと思います。英語を使って電話注文をスムーズにできるようになりたい!と思っている方必見です!

目次

英語で電話注文を始める前に準備すること

まずは、電話をかける前に少し準備をしておきましょう。すでに何回かテイクアウトの電話を注文を英語でしたことがある方はいきなり電話をかけても大丈夫だと思います。まだ英語で電話注文に慣れていないという方はここから始めていきましょう!

  • 伝えること・聞きたいことをメモに書いておく
  • 「注文するもの・自分の電話番号・注文の合計金額・出来上がりまでの時間」など言おうと思っていること、聞こうと思っていることをメモしましょう。簡単に覚えていられるものでも意外と電話で話し始めると緊張でド忘れしてしまうことがあります。念には念を入れて、スムーズに注文するべくメモに書いておくと万全です。

  • なるべく静かな場所に移動する
  • ランチやディナーのピーク時だと、まずお店側の電話越しがうるさく店員さんの声が聞き取りづらい時があります。それに加えて、電話をかける自分側も騒がしいところにいると店員さんの言っていることが聞き取りづらかったり、店員さんもこちらの声がよく聞こえず注文ミスにつながる可能性が高くなってしまいます。なのでなるべく静かな環境から電話をかけるのがベストです。

英語で電話注文の手順

準備が整ったら早速英語で注文の電話をかけてみましょう!

1. 『電話をかける&挨拶する』

最初のステップは電話をかけて応答があったら挨拶をします。基本的に店員さんに聞かれるまでは名乗らなくて大丈夫なので“Hi!””Hello!”“Good morning!”など普通にあいさつすればオッケーです。また余裕があれば“How are you?”“How’s it going?”などを使って相手の調子を聞いてもいいかもしれません。

【会話例】
Server: “Hi, ABC Sushi. (How can I help you?)”
You: “Hi, how are you?”

店員:「もしもし、ABC寿司店です。(ご用件お伺いします。)」
あなた:「こんにちは、調子はどうですか?」

(ここでの”How are you?”などは礼儀として付け加えていることが多いので、電話注文する目的で、そこからスモールトークを始めるわけではないので真剣な返しを期待しないような感じで言うことが多いです。店員さんも忙しいのですぐ「ご注文ですか?」と次の会話に進めたりします。)

2. 『注文したいという要件を伝える』

挨拶が済んだら電話の要件を伝えましょう。この場合はテイクアウト・ピックアップの注文をしたい、という意思を伝えます。

【具体例】

  • “I’d like to make(/place) an order for take-out(/pick-up).
    「テイクアウト(ピックアップ)の注文をしたいのですが。」
  • “Can I make an order for pick-up, please?”
    「ピックアップの注文をしてもいいですか?」

3. 『名前・電話番号を伝える』

「ピックアップの注文したい」と伝えるとお店によっては注文を取る前に、先に『名前や電話番号』を聞かれることがあります。

【会話例】
Server: “May I have your name and your phone number?”
You: “Sara. S-A-R-A. And my phone number is 123-456-7890.”

店員:「お名前と電話番号伺ってもいいですか?」
あなた:「サラです。(スペルは)S-A-R-Aです。電話番号が123-456-7890です。」

4. 『注文する』

いよいよ注文をしてみましょう!ここはお店で面と向かって注文する時と同じ要領で問題ないです。

【会話例】
Server: “What would you like to order?”
You: “Can I have two California rolls, a sashimi platter and 2 miso soups?”
Server: “Anything else?”
You: “That’s all.”

店員:「ご注文何にされますか?」
あなた:「カリフォルニアロール2つと、刺身盛り合わせ1つ、みそ汁を2つお願いします。」
店員:「他にご注文は?」
あなた「以上です。」

5. 『注文内容を確認する』

これもお店によりますが、店員さん側が注文内容を繰り返して確認してくれるところもあります。ここでは「注文内容合ってますか?」に対して合っていればOK、間違っていれば訂正します。

【会話例1】
Server: “Okay. Let me repeat your order. Two California rolls, a sashimi platter and 2 miso soups. Is that all right(/correct)?”
You: “Yes. That’s correct.”

店員:「かしこまりました。ご注文繰り返します。カリフォルニアロール2つ、刺身盛り合わせ1つ、みそ汁を2つ。こちらでよろしいでしょうか?」
あなた:「はい。合ってます。」

【会話例2】
Server: “Okay. Let me repeat your order. Two Dynamite rolls, a sashimi platter and 2 miso soups. Is that all right?”
You: “No. I ordered two California rolls, not Dynamite rolls.”

店員:「かしこまりました。ご注文繰り返します。ダイナマイトロール2つ、刺身盛り合わせ1つ、みそ汁を2つ。こちらでよろしいでしょうか?」
あなた:「いえ、ダイナマイトロールでなく、カリフォルニアロールを2つ注文しました。」

6.『お店側からの補足情報を得る』

行きつけのお店でいつもと頼むものが同じなどの場合を除いて、注文したものがいくらになったか分からないことが多いと思います。デビットカードやクレジットカードでの支払いが主流なカナダでは気にしない人も多いですが、念のため電話口で合計金額を確認することも忘れないようにしたいです。

さらにピックアップしに行くにあたり、注文したものができるまでどのくらいの時間がかかるかも確認しておきましょう。

【会話例】
You: “How much is the total?”(/”What’s the total?”)
Server: “Your total will be $25.70.”
You: “Okay. And how long do you think it will take?”
Server: “It’ll be ready in 20 minutes.”

あなた:「合計いくらになりますか?」
店員:「合計25.70ドルになります。」
あなた:「分かりました。それとどのくらい時間がかかると思いますか?」
店員:「約20分で準備できると思います。」

7. 『電話を切る』

ここまでくれば英語での電話注文も最終ステップです。「ありがとう」「またあとで(ピックアップする時に)」などと〆の挨拶をして電話を切ります。

【具体例】

  • “That’s great. I’ll see you soon.”
  • “Okay. Thank you. Bye.”

まとめ

いかがでしたか?レストランに限らず様々なお店や機関がオンラインや電話での対応に移行している現在のカナダでは、コロナウイルス蔓延前に比べて電話でやり取りする機会が増えています。銀行や政府関係機関にかける時は要件によって話す内容が異なりますが、レストランでの電話注文は比較的定型のフレーズ、流れがあるため一度慣れれば自信を持ってできるようになるので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。