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【カナダ】バンクーバー島ビクトリア魅力のちょっくら旅

【A Fascinating Short Trip to Victoria, Vancouver Island in Canada】

以前の記事でバンクーバーは東京(23区)と比べて規模が小さい!という記事を
書いたのですが、(こちら:「バンクーバーと東京ってどっちが大きい?」)
バンクーバーに留学や旅行に来た際、バンクーバーだけじゃ足りない!
という方のために1日空いている日があれば、行けてしまうビクトリアについて
今回書きたいと思います!

まずは、ビクトリアの基本情報
ビクトリアは都市の名前で、場所はバンクーバーと同じブリティッシュコロンビア州
に属するバンクーバー島の南東端にあります。

ちなみに、カナダの首都はトロントでもなく、オタワであるように?
ブリティッシュコロンビア州の州都(県庁所在地的な)はバンクーバーでなく
ビクトリアなのです。
ということで、人気観光スポットの1つに歴史的な建築の州議事堂に行くことも
おすすめです。(のちほど写真まとめて載せます!)

また、ビクトリアはブリティッシュコロンビア州の「花の都」と呼ばれるほど、
春夏は街中のいたるところに、手入れの行き届いた花々が咲き乱れ、
カラフルで写真映え抜群です!!

花壇とインナーハーバー、遠くに州議事堂
奥に見えるのがVisitor Centre(観光センター)
花?のオブジェ

さらに、街並みはバンクーバーとはまた系統が異なり、
ガラス張りの現代的オフィスビルが立ち並ぶバンクーバーダウンタウンに対して、
ビクトリアは、イギリス統治時代の面影を残し、ヨーロッパ調の建物が多いです。

パブが入っている建物
どこにでもお花がある!
おしゃれなパン屋さんのショーウィンドウ
横断歩道もおしゃれ

バンクーバーからビクトリアまでフェリーで約1時間30分の船旅です。
車などを運転しながら、そのまま乗り込める巨大なフェリーです。

乗船中。

船内にはスタバなどのカフェやレストラン、小さなゲームセンターなども
あります。座席数も選び放題なほどたくさんあります!(ただし、窓際席は
人気のため、早めに乗り込まないと座れない)

室内が2階建て分あり、(低層階は駐車場になっている)展望階は外のデッキ
出ることができ、景色を見に行ったりすることができます。

快晴!
デッキはこんな感じ

バンクーバー島までの間にいくつもの小さな島がある。
フェリーの上は風が強いです。。

フェリーは高速には動かず、景色がどんどん変わるというわけではないので
ある程度外にいたら、飽きてくるので中に戻りました。

最後に、バンクーバーダウンタウンからビクトリアまでの行き方
詳しく書くので、その前にビクトリアの見どころ、観光スポットを
私が行った順にをざっと紹介します!

  1. Blue Fox Cafe(ブルーフォックスカフェ)
    919 Fort St, Victoria, BC  V8V3K3
    Website: http://www.thebluefoxcafe.com/

    バンクーバー島までフェリーを乗った後、ダウンタウンまでバスで移動し、
    メインの通りで降りたので、まずランチを食べに行こうということに
    なり、ビクトリアの朝食・ブランチ・昼食カフェとして有名な
    Blue Fox Cafeに行きました!ダウンタウンのHudson’s Bayのある
    Fort Stを東にまっすぐ歩いていくと、10分ほどで着きます。

    満席の店内!アート作品がたくさん飾られている

    平日のお昼過ぎ、すでに1時頃だったにも関わらず、店内は満席
    20分ほど待って、席に着くことができました。
    4人以上やお子さんがいる場合、確実に席を押さえたい方は前もって
    予約した方がいいかもしれません。

    営業時間は平日月曜日~金曜日は午前7時30分から午後4時まで休日は
    午前8時から午後3時まで
    。なのでメニューは朝食メニューと昼食メニュー、
    飲み物はカフェ系とアルコール系とあります。

    トーストやオムレツ、エッグベネディクトがベーコンやソーセージ、
    ポテトなどの付け合わせと組み合わせてあるプレートや、サンドイッチや
    ハンバーガーなどもあります。

    私はベーコンとトマトが乗ったエッグベネディクトにポテトの付け合わせ、
    友達はさらにアボカドも乗ったエッグベネディクト。もう一人の友達は
    トーストにソーセージ、ベーコン、ポテト、トマトの盛り合わせを
    頼みました。

    トマトとベーコン入りのエッグベネディクト
    ボリュームたっぷり!

    エッグベネディクトは上にかかったソースが濃厚でベーコンも大きく、
    2つのエッグベネディクトにまたがって乗っていてボリューム満点で
    おいしかったです!

  2. Inner Havour Area(インナーハーバー地域、港方面)
    ビクトリアのダウンタウン西側は湾に面しており、インナーハーバー
    呼ばれるエリアがあります。そこを湾沿いに歩いたり、Visitor Centre
    (ビジターセンター:観光センター)もあるので観光スポット情報や
    道を尋ねたりもできます。

    何よりの映えポイントは、港と湾沿いに咲く花々の色彩の豊かさがとても
    綺麗です!!私たちが行ったときは、4月末でしたが、十分暖かく、
    多くの植物が花を咲かせていて、どこを歩いても、写真映えするので
    写真を撮りすぎ、ベストの1枚を決めるのが大変です。。笑

    眺めが最高。
    州議事堂もすぐ近く
    ポーズちょっと違うけどね。。笑

    観光センターの近くに海軍兵のお父さんが任務を終えて帰ってきて、
    娘と再会を果たした1場面を表した銅像があり、友達がそこに立ち、
    写真を撮ろうとしていたら、謎の男性が勝手にお父さん役で乱入し、
    写真を撮り終わると、あっという間に去っていきました笑

  3. The Fairmont Empress(フェアモント・エンプレス)
    721 Government St, Victoria, BC  V8W1W5
    Website: https://www.fairmont.com/empress-victoria/

    フェアモント・エンプレスは港に面して建つ王室の建物のような重厚で、
    格式高く歴史を感じさせる4つ星ホテルです。大人2人で1泊$400前後する
    ホテルのようですが、ビクトリアにダウンタウンに位置する便利な
    ロケーション、オーシャンビューの部屋なら、抜群の景色の良さを
    楽しめると思います!

    正面からの堂々たる外観!

    宿泊はしなくても他にも楽しむ方法があります!
    1つ目は、イギリスの風情が色濃く残るビクトリアで楽しむべき、
    イギリス伝統のアフターヌーンティーです!
    Tea at The Empress(ティー・アット・ザ・エンプレス)
    Website:https://www.teaattheempress.com/

    とても上品で高級な紅茶を楽しめるアフターヌーンティーのようです。
    ぜひとも堪能したいところなのですが、料金を確認してから
    決めた方がよさそうです。。

    というのも、お店のウェブサイトでメニューを見ると、通常のアフター
    ヌーンティーの料金が1人あたり$82!!(2019年7月時点)
    (税抜き、チップ抜きなので、13%の消費税+15%のチップを
    付けたとすると、$104.96となります、、)

    他にもシャンパン付き、ロイヤルシャンパン?付きのアフターヌーンティーも
    あるようで、通常のよりさらに高く、それぞれ$115、$122と
    なっているようです。

    そんなに贅沢できない、、お金を使うなら他のところもたくさん観光して
    そこで使いたい!という私と同じように考える方には、もう1つ別の
    楽しみ方
    があります!

    これは、ホテル建物内に入る必要はなく、楽しめます。ホテルの周りには
    インナーハーバー一帯同様、カラフルな花がたくさん植えられており、
    とても綺麗に手入れもされているので、ここもとてもいい写真スポットです!

    色とりどりのチューリップ

    写真撮りまくり。。笑

    ホテルの敷地内は出入り自由なので、ホテルエントランス前のあたりを
    歩きながら、花々を楽しめます。

  4. Legislative Assembly of British Columbia
    (ブリティッシュコロンビア州議事堂; British Columbia Parliament Buildings

    501 Belleville St, Victoria, BC  V8V2L8
    Website: https://www.leg.bc.ca/

    (インターネットで調べると英語の名称がPaliament Buildingsと書かれている
    時もあるので、両方書きました!)
    legislative:法を制定する、立法の、assembly:議会
    paliament:議会、国会
    意味はassemblyもparliamentも議会ですが、assemblyは集会という
    ざっくりした意味でlegislative assembly法を作る議会、という意味に
    なりますが、parliamentはそれ自体で、法を作る議会という認識に
    なるようです。

    名前はひとまず、この建物も歴史ある様式でとても荘厳とした雰囲気が
    あり、絵になります。ということで写真スポットです!!←

    州議事堂と噴水をバックに。

    州議事堂の前は、大きな芝生の広場になっており、噴水や、ここにもまた
    たくさんのが植えてあり、写真を撮るも良し、芝生に寝転がって
    のんびり日向ぼっこをするも良しな場所です!

    みんな階段でただ座ってのんびりしてる
    楽しかった!

    州議事堂の中は、無料で見学ができます。セキュリティチェックで
    荷物検査などを簡単に受けてから、館内パンフレットを渡されます。

    繊細で美しい天井画
    荘厳
    外の噴水が見える!

    関係者以外は入れない部屋や立ち入れない場所もありましたが、
    それ以外は基本的に自由に見て回ることができます。
    何か所かベンチがあるので少し休憩したり、トイレもあるので
    利用することができます。

  5. Fisherman’s Wharf(フィッシャーマンズ・ワーフ)12 Erie St, Victoria, BC  V8V4X5
    Website:https://gvha.ca/marinas-facilities/fishermans-wharf/
    ビクトリアダウンタウンを南に行き、先ほどの州議事堂まで来たら、
    西方面に歩きで15分、またはバスで10分弱で行けます。
    fisherman:漁師、wharf:波止場、埠頭
    名前通り、波止場があり、小型の漁船が止まっているのですが、
    食べ物のお店やドーナッツやアイス屋、小さな雑貨屋さんがあり
    観光客や地元の人で賑わっています。
    カラフル!
    センスのいいお家が並ぶ。

    建物の壁はカラフルな色で塗られていて、とても明るい、にぎやかな
    感じが出ていて、ゆったりとした空気感の場所でのんびり歩いたり、
    食べ物を買って、テラス席で食べたりとても居心地がいいところです。

    アイスクリーム。スモアとラズベリーソルベ

    それだけでなく、そこ一帯は海、水の上に浮かんでいるのですが、
    いくつか2階建ての家が並んでいる場所があり、なんとそこは人が
    普通に住んでいて
    、住所も与えられているようです。
    家の近くまで観光客も近づけて、写真を撮ったりできますが、
    「私有地につき、立ち入り禁止」などのサインがありました。

    カラフルな家

    また、カヌーのレンタルやホエールウォッチング(くじら観察)の
    ツアーの申し込み所?などもあります。

  6. Beacon Hill Park(ビーコン・ヒル公園)
    100 Cook St, Victoria, BC
    Website:http://www.beaconhillpark.com/

    本当はビクトリア郊外にあり、ビクトリアのダウンタウンからバスで
    小1時間かかるThe Buchart Gardensブッチャート・ガーデンズ
    バラ園やポプラ並木などのいろいろな庭園を楽しむことができるようです。
    詳しくはウェブサイトこちら。)に行きたかったのですが、時間がなく
    いけなかったので、代わりに?ビーコン・ヒル公園に行きました!
    庭園
    噴水と池

    ビーコン・ヒル公園はビクトリアダウンタウンの南方面に位置します。
    ダウンタウンからはバスで15分ほど、歩きで30分ほどで行けます。
    私たちはフィッシャーマンズ・ワーフから向かったのですが、
    そこからもバスがあり、10分ほどで着きました。

    入り口の看板

    公園内は特別なものがあるわけではないですが、
    まず入り口の「ビーコン・ヒル公園」と書かれたところは
    可愛く、写真スポットです!

    また、小さな動物園もあり(午後5時まで開園でしたが、私たちが
    行ったときはちょうど閉まってしまい、入れませんでした。。)
    でも、孔雀が何羽か放し飼いになっていて、公園内をうろついているので
    近くにいって写真をとることができました。

    孔雀
    映画に出てきそうな橋

    あとは、フェリーの時間まで時間つぶしで噴水がある池の近くで
    座ってのんびりしました。(本当は早めのフェリーで帰ろうとしてましたが、
    バスの時間などを考えるとかなりぎりぎりで走って間に合うかどうか、
    もし間に合わなければ、フェリー乗り場で2時間ぐらい待ちぼうけに
    なるかも、、という状況だったので、遅いフェリーに乗ることにしました。
    これだったら、ブッチャート・ガーデンに行けたかもとちょっと
    悔みながら、ゆっくりしました。。)

ビクトリアの観光スポット紹介はここまでになります!

以下にバンクーバーダウンタウンからビクトリアまでの行き方を説明します。

その前に確認した方がいいのがフェリーの時間です。
スカイトレインやバスは頻繁に本数があるので大丈夫ですが、
フェリーに時間は決まっているので、あらかじめ何時のフェリーに乗るか
決めるといいです。

詳しいスケジュールはこちらから確認できます。
基本的に、バンクーバー側発もビクトリア側発も、平日・土日問わず
午前7時から午後7時までと午後9時は隔時00分にフェリー
が出ています。
1時間ごとなので逃さないように、時間に余裕をもって、フェリー乗り場に
着くようにすると良いです。
また、午前6時便(月~土、例外日あり)
午後8時便(毎日、例外日あり)
午後10時便(日のみ、例外日あり)
午後11時59分便(ビクトリア側発のみ、限定日のみ)
といった、早便、遅便もあるのでウェブサイトを確認してみてください!

では、フェリー乗り場までの行き方は、バンクーバーダウンタウンからであれば、
Waterfront, Vancouver City Centre,Yaletown Roundhouse駅のどれかから
Canada LineYVR Airport(バンクーバー空港行き)Richmond(リッチモンド行き)どちらでもいいので乗ります。

そのまま、Zone2のBridgeport駅まで行きます。(乗車時間約18分、9駅、$4.25)
(★土日、祝日または平日午後6時30分以降なら、1Zone券($3)でダウンタウン
からZone2のBridgeport駅まで行けるのでお得です!★)

そこで、スカイトレインからバスに乗り換えます。
Bridgeport駅を出ると、バス停がいくつかありますが、
12番乗り場(※乗り場変更の可能性もあります)から
「620番Tsawwassen Ferry Via Ladner Exchange」行き
ツォワッセン・フェリー(ラドナー乗換所経由))に乗ります。
(乗車時間約38分、6駅、スカイトレインのチケットをそのまま使えます。)

バス停に着くと、みんな一斉に降りて、フェリー乗り場の建物に歩いていくので、
ついていきます。係員がいる窓口と券売機とあり、デビットカードやクレジット
カードの場合は券売機、現金の場合は係員からチケットを買います。
(片道券$17.20、車で来た場合は20フィートまでの車1台$57.20)
行き先は「Swartz Bay」のチケットを買いましょう。行き先が何か所かあるので
確認して買うと良いです。

フェリーに乗って、約1時間30分後、Swartz Bayに到着します。
フェリーを降り、建物を出ると右手側にバス停があるので、ここから
ビクトリアダウンタウン方面の「70番(快速なので乗車時間約45分、15駅)」
「72番(各駅約1時間、57駅」のバスに乗ります。

バスの運賃は、一回分が$2.50、1日乗車券が$5です。
バスに2回以上乗りそうな場合は1日乗車券を買うことをおすすめします!

こうして合計約4時間かけて、バンクーバーからビクトリアに行きます。
(最安の交通費の行き方)
なるべく朝早めのフェリーに乗っていくと、ゆっくり観光を楽しめます。

私たちは午前9時のフェリーに乗りましたが、ダウンタウンのエリアのみの
観光であれば十分でした。郊外にも行きたい場合は、もう少し早いフェリーで
行った方がいいと思います。

以上、長くなりましたがバンクーバー島ビクトリアの魅力の旅についてでした!

おしまい