【カナダ留学】人見知りでも積極的に英語で話しかけるコツ
【How to Get Out Of Your Comfort Zone】
今回は人見知りや自分の英語に自信がない方、必見です!英語で積極的に誰にでも話しかけられるコツをレベル別に紹介します。
私がカナダに留学を決めた大きな理由の1つが、「自分の人見知りな性格を克服したい」でした。本当に極度にシャイ、または「英語全然話せない!」と自信がない方でも絶対にできる超初級レベルのコツから、慣れたらもうちょっとできるかも、というレベルまで6種類のコツ+番外編ポイント2つを解説します。
目次
ちなみに、私の人見知り度はこんな感じ。
入学式や、クラス替えなど新学期や新しいことを始め、新しい人に会う時など前日、ひどければ1週間前から緊張し、直前に迫ってくると、無駄に咳が出たりしてなんとかこの日を、その場を回避できないか、いつも考えるほど極度の人見知りでした。
- レベル1.クラスで座る位置は真ん中の真ん中か後方部
本当の人見知りにとっては「まず、誰にでも自分から挨拶してみよう!」というアドバイスもすでにハードルが高すぎる、なんてことも。。なので私が語学学校でやっていたのはクラスで座る位置を工夫すること。
日本の学校とは違い、座る席は決まっていないことが多いので、朝クラスに来たら、どこにでも座れます。もし、誰か先に来ていれば、誰かしらいるテーブルに座りましょう。いきなり真隣に座って、まだ静かな教室で二人っきりというのは気まずいので、1席あけて隣、向かい側の端の席などを選ぶと良いです。
誰もまだクラスに来ていない場合は、端っこの先生に指されにくいところが居心地がよくて座ってしまいがち(私は個人的に特に。。笑)ですが、この時は真ん中のテーブルの一番前は他の人も避けて、座ってこないので、真ん中や3、4番目の席に座るのがいいです。
(3~4人ずつが向かい合って座る、6~8人掛けのテーブルが3、4つあるクラスルームのスタイルの場合)
というのも本当は全席埋まるくらい人数がいるクラスが、午前中は遅刻の人や欠席の人がいたりして、端のテーブルに座ると、後から誰も来なくて、他の人は真ん中や反対端のテーブルに集まってしまうことがあります。
授業が始まると、何かとペアワークやグループワークがあるので、テーブルに1人だと、じゃあこっちに移動してね、とちょっと虚しいやりとりが発生してしまうので、それを回避するためにもおすすめです。
- レベル2.話題になりそうな、ちょっとつっこんでもらえそうなものを身につけるor机に置いておいてみる
最初のうちは、自分はもちろん周りもみんな話しかける、仲良くなるチャンスを探っています。語学学校ではいろんな国の人が集まっていて、それぞれの国で流行りのものやその国独特の文化にまつわるものがあり、相手にとって見慣れないもの、興味をそそるものを持ってたりすると、それ何?と話しかけてくれることもあります。「エサで釣る」というわけではないけど笑
日本のものだったら、電子辞書は結構珍しがられるし、日本のお菓子をさりげなく置いておいてみて、話しかけてくれたら「1ついる?」と会話を広げることができます!携帯のケースも変わったデザイン、可愛いデザインだとつっこんでもらいやすいので、わざとケースが見えるように机に置いておきます。笑 日本の文房具系も性能性やデザイン性が高いのでいいと思います。
- レベル3.相手の名前を覚える
相手の名前を覚えておくと、挨拶するときにHiやHelloだけでは、印象に残りづらいけど、Hi, ●●!と名前を呼びかけると相手も、「私の名前覚えてくれてる!」と嬉しくなるし、反応が少し違ってきます。名前も呼んで挨拶するとより親しみがこもっているように聞こえます。
カナダ人はカフェや銀行でも名前が分かると、(特にビジネスでお客さんにいい印象を与えるため、フレンドリーに接するため)ことあるごとに、名前で呼びかけてきます。
ただ、これが日本人の名前だとだいたい一発で聞き取れ、覚えられますが、英語の名前、外国の名前はとても聞き取りづらく、聞いても英語名に慣れてないとすぐ忘れてしまいます。
なので、めんどくさいですが名前のスペルを書いてもらうなり、流れでSNSで友達になると、文字で相手の名前を確認できるのでおすすめです。あとはクラスであれば、出席確認の時になるべくみんなの名前を覚えてみるのもいいと思います。
- レベル4.目が合ったら、挨拶してみる
目が合っても、合わなくても挨拶できればいいのですが、初対面で名前を知らない場合、Hi!だけだと短く、聞き逃されてしまうことが多いです。(私の声量の問題かもしれないですが笑)なので“Hi+相手の名前”、かつなるべく目を合わせて挨拶してみるといいです。
- レベル5.「褒めポイント」を見つける
レベル4の挨拶してから、何を話していいか分からず、「気まずくなったらどうしよう?」という時は、なんでもいいので【相手の褒めポイント】を見つけて、とにかく褒めましょう。
日本では仲のいい女子同士で「それ、可愛い!」など言ったりはしますが、初対面や見ず知らずの人を褒めることは少ないです。でも、カナダでは、誰に対しても話のきっかけとして、あるいは単に本当に自分の感想を言うために褒めます。相手が着ている服、持っているバッグ、髪型、アクセサリー、化粧(リップカラーやアイシャドー)など。
使える英語表現としては、
“I like your T-shirt! Where did you buy it?”
「そのTシャツいいね!どこで買ったの?」
“Did you have your hair cut? It (The new hairstyle) looks good on you.”
「髪切った?すごい似合ってるね。」
などがあります。
これに対して”Thank you!”とだけ返される場合や、人によってはそれについていろいろ勝手に話してくれる人や、褒め返しをしてくれる人もいます。
注意点としては、いろいろ話を膨らましてくれた場合、途中から何を言っているか聞き取れず、最悪何か質問されて、何のことだかさっぱり。。ということになる時もあるので、自分に対する質問だったら、よく聞く、聞き返す、バーッと話されて分からなくなったら、聞き取れた単語を拾いつつ、それに関して別の質問をしてみると場の雰囲気が変な感じになることからは免れます。(※100%保証はできません←)
- レベル6.他国の地理・文化・言葉をかじっておく
外国に旅行した時、観光地で「こんにちは、ありがとう」と一生懸命覚えたであろう日本語で話しかけてもらえると少し嬉しくなりませんか?
先述したように、語学学校にはいろんな国からの生徒が集まってきます。もちろん基本は英語でのコミュニケーションになりますが、“Where are you from?”と聞いてみたはいいものの、例えば“I’m from Panama!”と返ってきた場合、“パナマってどこだっけ、、?何語が母国語?何が有名?”と何もイメージが浮かばず、「へぇー!パナマ出身なんだー!」と返すので精一杯で話が膨らみません。(パナマの人、すみません。。私の実体験から勝手に抜粋)
そこで、世界すべての国について知っておく必要はないですが、日本人、というと”Sushi! Samurai!”とよく言われるように笑、その国の有名なもの、有名観光地1つでも知っていると、イメージがつきやすく、話のネタになります。言語は、1単語「こんにちは」や「ありがとう」を言えるだけで全然オッケーです。1単語だけでも十分言うと、喜んでくれます。
(現に、語学学校時代、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、韓国語、ロシア語、イタリア語、ドイツ語、ヒンディー語、タイ語、ベトナム語など10か国語以上の「こんにちは」「愛してる」の2単語を言える!という日本人の子がいました笑)
- 番外編1.自分の国のことも知っておく
レベル6で相手の国のことを知っておくと書いたけど、意外と日本のこともちゃんと知っておかないと、自分が知らない日本のことを他の国の人に聞かれたり、逆に教えられたりしてしまいます。。
日本文化や習慣、歴史的な出来事など込み入った話は特に、日本人でも完璧には理解してなかったり、理解していても英語の単語が分からなかったりして、説明するのはなかなか難しいです。なので今一度日本についても勉強しておくといいです。
実体験で、天皇制について先生から、
“Isn’t a previous empelor’s name Akihito? How about a new empelor, his son’s name?”
と聞かれて、(世代的にかもしれませんが)ニュースなど普段から「天皇陛下」や「皇太子」と称号を使って呼ばれることが多いので、名前が分からないということがありました。(ちなみに正解は”Naruhito”)
- 番外編2.カナダ人は誰でも褒める?
レベル5で相手を褒める!に関連して、実体験を。
カナダでは本当に、普通に道端でまったく見知らぬ人から褒められることがあります。大都市トロントとバンクーバーでは少ないけど、ウィニペグに住んでいた時は、コミュニティーが小さく、人と人とが近いのか、家からカレッジまでの道で何度か知らない人に日本から持ってきた洋服を褒められることがありました。(ウィニペグではアジアの文化が薄く、見慣れないのもあるのか、日本ではよくある花柄のワンピースやスカートをよく褒められた)
さらには、ナンパ目的などではなく、道で向かいから歩いてきた人が“Hi, beautiful!”と言ってニコッとして普通にすれ違っていくことや、びっくりしたのが、赤ちゃんを乗せたベビーカーを押す男性が“Hello! You’re beautiful.”と一言話しかけて、こちらが”Thank you”か、なんと返事するのがいいのか困惑しているうちに去っていくということがありました笑(ウィニペグ)
どちらも怪しい、変な感じの人ではまったくなかったので、本当にただ言ってみた、という感じでした。
でも、思ってなくても褒められると、ちょっと嬉しくなるし、どちらにも損があるわけではないので、自分から見ず知らずの人にいきなり褒めかけることはなかなかハードルが高くて、できたものではないけど、(まして日本でやったら、変な人になりかねない笑)素敵だなと思ったら、下心でもなんでもなく素直に褒める、というのはいい文化だと思います。
(※中には、下心から話しかけてきたり、怪しい人もたくさんいるので十分に見分けて注意しましょう!)
まとめ
以上、レベル別!人見知りでもカナダ留学して初対面で話しかけるコツでした。カナダに留学するのが不安、英語で話しかけられるか不安な方の役に立てたら嬉しいです。