カナダ文化

【カナダ留学】カナダ生活の日本との意外な違い7選

【Unexpected Culture Difference in Canada】
今回は素朴なことだけど、カナダに留学・ワーホリして気づくカナダ生活の中のちょっとした日本生活との違いを7つピックアップし、紹介していきます。

カナダで体験しうる『カルチャーショック』を少しでも先に知っておきたい方、カナダ生活と日本での生活でどんなところが違うんだろう?と興味がある方、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

『カナダ人は家の中の照明は暗めが好み?』

個人的な感覚の違いもあると思いますが、カナダの家庭の多くの照明は日本のに比べ、かなり暗めに感じます。

リビングやベッドルームなどのシーリングライトはオレンジ色の蛍光灯が使われ、明るさはだいぶ抑えられています。また、そもそもシーリングライトがなく間接照明のみのベッドルームもあったりします。

日本では、特に子供部屋など『勉強にも最適』として白色の蛍光灯が売られ、設置している家庭も多いと思います。一方、カナダは手元に卓上ライトなどがないと暗くて、勉強には不向きな照明環境だなと感じることが多いです。

『トイレ・シャワーはほぼ100%一緒?』

これも海外の多くはスタンダードですが、『トイレ・シャワー同室』が当たり前です。この場合、日本のトイレ・お風呂のシステムが独特だというところもあるかもしれません。

しかし、トイレ・お風呂別室であることが多い日本の生活に慣れていると、カナダに来てから不便さを感じます。

『カナダは右側車線。道路を渡る時は要注意のわけ』

カナダに来て気づく大きな違いの1つに、カナダの道路は右側車線と言うことです。多くの留学生は車を運転する機会は少ないと思いますが、通りを渡る時に『カナダは右側車線』と言うことを意識しなければなりません。

特に横断歩道がないところで渡る場合、ついつい癖で『右側』から安全確認をとってしまいがちです。『右・左・右』の順番で確認してから渡ると、意外と左から近い側の車線を車が近づいてくることがあり、轢かれそうになるので気を付けましょう。

【道路横断に関するプチ知識】
カナダでは一定の交通量がある通りで横断歩道がないところを渡ることは違法とされています。この交通規則に反して通りを横断することを“jaywalking”(ジェイウォーキング)と言います。

なぜ”jay”なのかと言うと諸説あるようですが、総称的に『バカな、鈍い、田舎者、うぶな』人を”Jay”と呼ぶことから来たようです。

『キッチンの使い勝手も違う!』

カナダのキッチンにはシンクが2つあることが多いです。その理由は片方に洗剤入りの水を貯めて食器を洗い、もう一方のシンクに水のみを貯めてすすぐためです。

また、キッチンコンロと一体化して、大きなオーブンが付いているのが一般的です。サンクスギビングデー(感謝祭)やクリスマスに丸ごとチキンや七面鳥を焼く家庭も多く、丸ごとチキンがすっぽり入るサイズのオーブンです。

『バス・ストリートカー下車時は大声で”Thank you!”?』

バスやストリートカーに乗っていると、降りる人、降りる人がドライバーに向かって“Thank you!”“Have a good day/ night!”などと後方のドアから降りる場合は声が届くように大声で言って降りていきます。

日本では乗車時に運転手さんに挨拶する方もいるかもしれませんが、降りる時に「ありがとうございます!」と言って降りていく人はなかなかいないので、カナダに来るとその光景が当たり前で驚くかもしれません。びっくりしても、恥ずかしがらずカナダに留学しているからにはドライバーさんに”Thank you!”と気持ちよく言ってみるといいと思います。

『チップはマナー』

カナダのチップ分化については知っている方も多いと思います。日本でいう『お心づけ』のようなものですが、より頻繁に日常的に『マナー』としてサービスに対するお礼、感謝をいう意味で払います。

詳しくは以前の記事

【カナダ留学】カナダでのスマートなチップの払い方

で解説しているのでこちらからどうぞ。

『日本人”How are you?”をスキップしがち?』

これも個人的なことかもしれませんが、友達に会った時などに”How are you?”など「調子どう?元気?」にあたる挨拶を忘れてしまいがちです。お店に行ったときや、初対面の人に対しては忘れずに言えるのですが、気の置けない仲のいい友達などに聞き忘れ、会話の本題に入ろうとし、相手から”How are you doing?”などと聞かれて、「あ、そういえば!」と言う感じに思い出します。

日本人同士では「調子どう?元気?」などとあまり聞かないので、その癖がどうしても出てしまいます。笑

まとめ

いかがでしたか?カナダにすでに留学、滞在されている方は共感できるものはありましたか?これからカナダに来られる方には、カルチャーショックに身構えず、「へぇー、そうなんだ」という程度に読んでもらえていたらいいなと思います。