カナダ文化,  役立つ英語

【カナダ留学】「数字」を英語で完璧に!”100K”とは?

【What Is “100K”? Be Perfect About “Number” In English】
今回はカナダ留学、カナダ生活の中で不可避の「数字」を英語で見ること、数えること、理解することについて焦点を当てていきます!多くの日本人は数を数えたり、計算する基礎は子供の頃に日本語で習っているので、どんなにカナダ生活が長くても、どんなに英語を使い慣れていても「数字」に関しては英語よりも日本語での方が圧倒的に数えたり、考えたりしやすいのです。

それくらい「数字」を英語で考えるのは意外と難しいので、ぜひカナダ留学前の参考に最後まで読んでみてください!

目次

基本の数字~桁の大きな数字~

まずは数えたり、何かの数量を表すときに使う基本的な数字を見ていきましょう!具体的なところで言うと、2020年現在なら毎日コロナウイルス感染者数の推移をチェックしている方も多いと思いますが、何千人、何万人というのを英語で数字を読むのにピンとこないこともあると思います。

1~999までの基礎的数字はスキップして、千(”thousand”)以上の単位を解説します。

例えば、カナダ全土のコロナウイルスに関する統計を見てみると

Number of people tested
(検査した人数)
Confirmed cases
(陽性確定件数)
Probable cases
(陽性疑いの件数)
Deaths
(死者数)
919,368 59,844 0 3,766

As of May 4, 2020

参照:https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/coronavirus-disease-covid-19.html

  • 1,000 thousand 1千
  • 1,000,000 million 100万
  • 1,000,000,000 billion 10億

生活の中で使う桁の大きな数字においてはこの3つが基本となります。覚え方のポイントとしては1つ目の”,”を”thousand”、2つ目の”,”を”million”、3つ目の”,”を”billion”と読むことです。

1千と100万、100万と10億の間の数字は以下のようになります。

  • 1,000 thousand 1千
  • 10,000 ten thousand 1万
  • 100,000 (a) hundred thousand 10万
  • 1,000,000 million 100万
  • 10,000,000 ten million 1000万
  • 100,000,000 (a) hundred million 1億
  • 1,000,000,000 billion 10億
  • (ちなみにbillionの次は 1,000,000,000,000 trilion 1兆)

日本語の「万」に当たる呼び方が英語にはないため英語と日本語の数字でずれがあるように感じてしまうのが、英語での数字が読みにくい原因です。

“100K”、”1M”とは?

さてここでタイトルにも入れた”100K”や”1M”の”K”や”M”は何を意味しているでしょうか?

まず、”100K”の“K”は”kilo”というギリシャ語の「千(thousand)」を表しています。なので100K=100 thousand=10万と言うことです!

そして”1M”の”M”はそのまま”million”を表しています。なので1M=1 million=100万となります。

「お金」に関する数字

次に毎日のように目にする物の値段や給料などの「お金」に関する数字です。こちらは不動産や車などでない限り、桁数が大きな数字を見ることは少ないと思います。が、「お金」の独自の数え方が英語にはあるので解説していきます。

1桁または2桁ドルの場合

普段の買い物などで最もよく見かけると思います。例えば、1桁(小数点以下を除く)なら5.75ドルや2桁なら30.45ドルの場合、英語での読み方は「小数点前と後で分けて読む」のがポイントです。

  • 5.75ドル “five/ seventy-five dollar”
  • 30.45ドル “thirty/ forty-five dollar”

さらに、小数点以下が”.05″などのときは、0を”zero”や”o-(オー)”と読むことができます。例えば、

  • 15.05ドル “fifteen/ o-five(or zero-five) dollar”

3桁ドルの場合

ちょっとお高いものを購入する時や家賃代などで見る3桁の数字の場合も見ていきましょう。ここでの特徴は3桁目の百の位を読むときに”hundred”を省略して読むことが多いです。例えば

  • Rent 650ドル/月 “six-fifty dollar”

もちろん”six hundred fifty dollar”と言っても通じますが、前者の言い方を使う人が多いです。けれど、この法則だと1桁ドルで6.50ドルの場合も”six/ fifty”と読むので困惑しがちな場面では650ドルを”six hundred fifty dollar”と言います。ただ明らかに話の内容が家賃のことなど桁が多い金額の話の時は”six-fifty”と言って通じます。

4桁ドルの場合

4桁ドルも家賃や給料などを表すのに使われます。4桁ドルを読むときのポイントは特に後半2桁がキリよく00の時は、前2桁と00を分けて00を”hundred”と読みます。例えば、

  • Income 2100ドル/月 “twenty-one/ hundred dollar”

文法的には正しくない読み方ですが、カナダではこのように読まれることも多々あります。(”two thousand one hundred”と読んでも全く問題はないですが、長ったらしくなるのでこのように読まない人がほとんど)

「100点満点中何点?」は英語で?

次に意外とこれも会話中によく出てくる、日本語で言う「100点満点中何点?」は英語ではどのように言うでしょうか?

How would you rate this movie on a scale of 1 to 10?
「この映画に点数付けるなら1~10のうち何点?」

このように100点満点でも通じますが、カナダでは10点満点でスコアを付けることが多い気がします。答え方としては1~10点の整数で答えてもいいし、微妙なニュアンスを加えたい場合は小数点をつけてもOKです。例えば、

  • “I would rate it 7.”「7点をつけるかな」
  • “I would give it 6.5.”「6.5点をつけるかな」“six point five”

このように小数点は”point”と読み、前後の数字をそれぞれで読みます。

英語の四則演算

最後に解説するのが、「足し算、引き算、掛け算、割り算」の四則演算を英語でどのように言うかです。

  • 足し算(addition):“plus”
    (例)3+2=5 ”three plus two equals five”
  • 引き算(subtraction):“minus”
    (例)10-4=6 ”ten minus four equals six”
  • 掛け算(multiplication):“times/ multiplied by
    (例)5X8=40 ”five times(multiplied by) eight equals forty”
  • 割り算(division):“divided by
    (例)12÷6=2 ”twelve divided by six equals two

カナダ生活の中で、学校などに通っていない限り四則演算を使う(言う)機会はあまりないですが、その分咄嗟に出てこないこともあるので覚えておくといいと思います。

まとめ

いかがでしたか?小さい頃に身に付けた日本語で数を数えたり、計算したりするのは思ったよりも身体に根深く染みついているので、カナダに来たからと言って英語での数え方にすぐシフトできるわけではないです。なのでこの機会にぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!