カナダ文化,  カナダ留学

【留学】カナダを知ろう!日本とカナダ比較してみた

【Comparison Between Canada And Japan】
今回はカナダ留学前、留学中、留学後でも改めて「カナダのことを知ろう!」と言うことで、カナダと日本をいろいろな項目ごとに比較してみました!以前にバンクーバーと東京の「都市比較」『バンクーバーと東京ってどっちが大きい?』はしましたが、より規模の大きな「国比較」をしてみたいと思いました。

カナダ人と話すときにも話のネタになるかもしれません!また、意外とカナダと日本をデータ的に比べることに興味がある方ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

1. 【面積】カナダと日本の国土の大きさ比較

まずはシンプルに国土面積を比較していきます。多くの人はカナダの面積の方が日本に比べて圧倒的に大きいのは知っていると思いますが、どのくらいの差があるのかまでは見当がつかないという人もいると思います。

  • カナダ面積 998.5万㎢ 国別面積ランキング世界第2位
  • 日本面積  37.8万㎢ 国別面積ランキング世界第61位

カナダの国土面積は日本の約26.4倍です!26倍と言われても想像がつきにくいと思うのでGoogle Mapで以下のように調べてみました。

日本の端から端まで(日本の北端として北海道稚内市から日本の南端として沖縄県那覇市まで)の距離は3,486kmで車とフェリーを使って縦断するのにかかる時間は2日と15時間。

対してカナダの端から端まで(カナダの東端としてニューファンドランド州のセント・ジョーンズ市からユーコン州のイーグル・プレーンズ市?まで)の距離は8,910kmで車とフェリーを使って横断するのにかかる時間は4日と7時間。

(あれ、、?面積差26倍の証明にあまりなっていない気が、、笑)

2. 【人口】カナダと日本の人口規模比較

  • カナダ人口(2019) 3760万人
  • 日本人口(2018) 1億2700万人

日本の人口はカナダの人口の約3.4倍です!これも分かりにくいのですが、「首都圏」と定義される関東の1都7県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、山梨県)の総人口が約4390万人でカナダの総人口を上回っています!

2.1 【年齢層】カナダと日本の人口ピラミッド比較

カナダと日本それぞれの人口を比較したところで、より深堀して人口ピラミッドでもそれぞれの国の年齢層ごとの割合を比較していきたいと思います!

カナダ

参照:https://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80/2020/

日本

参照:https://www.populationpyramid.net/ja/%E6%97%A5%E6%9C%AC/2020/

まず言えることは、カナダにしても日本にしても人口ピラミッドの形はひょうたん型に分類される上層部、中層部、下層部の割合が低く、その間に最も高い割合の層が挟まっているタイプなのが分かります。

異なるのはひょうたんの最も高い下の一層目が、カナダは25~29歳の層、上の二層目が55~59歳(最多)なのに対し、日本の場合はより高齢化していて、ひょうたんの最も高い下の一層目が45~49歳、二層目が70~74歳となっています。

3. 【経済力】カナダと日本のGDP(国内総生産)比較

次にカナダと日本の国力?を比較するためにそれぞれのGDP(国内総生産)をざっくり見てみたいと思います!

  • カナダ GDP 約1.71兆ドル(2018年)
  • 日本 GDP 約4.97兆ドル(2018年)

数字で見てみると、日本のGDPがカナダのGDPの約3倍となっています。GDPを見てみてもピンと来ないので次の項目で、カナダ、日本それぞれの主要産業もチェックしてみたいと思います。

3.1 【主要産業】カナダと日本は何が強み?

カナダ

輸送機器(自動車、鉄道、船舶、航空機など)、化学品、鉱物、食品、木材、石油、天然ガス

  • 第三次産業(情報通信、金融、不動産、その他サービス) 51.0%
  • 第二次産業(鉱業、製造、建設、電力) 27.4%
  • 第三次産業(卸売、小売、運輸) 12.4%
  • 第三次産業(飲食、宿泊) 7.5%
  • 第一次産業(農林水産) 1.7%

参照:https://ecodb.net/country/CA/economy/

日本

自動車、電子機器、工作機械、鉄鋼、非鉄金属、船舶、化学品、繊維製品

  • 第三次産業(情報通信、金融、不動産、その他サービス) 43.7%
  • 第二次産業(鉱業、製造、建設、電力) 28.1%
  • 第三次産業(卸売、小売、運輸) 16.8%
  • 第三次産業(飲食、宿泊) 10.2%
  • 第一次産業(農林水産) 1.1%

参照:https://ecodb.net/country/JP/economy/

カナダも日本も先進国なので産業別に言うと、最も経済の中心となっているのは情報通信、金融や不動産関連の第三次産業です。また細かな主要産業はそれぞれで異なり、カナダは自動車などの輸送機器や化学品をはじめ、豊かな資源を売りに鉱物や食品、石油やガスなどのエネルギー資源でも強いです。一方日本は、高い技術力を生かした自動車や電子機器などの産業を得意としています。

4. まとめ

いかがでしたか?カナダと日本のどちらかがよりいい、と言うわけではなくあくまで各方面別にカナダと日本を見た時にどんな違いがあるのかを分かっていただけたら嬉しいです!実際、カナダ人との話のネタになるかは保証できませんが、ぜひ留学前の予備知識として参考にしてみてください。