カナダ留学

【カナダ語学留学】『歳は番号』でも気になる留学の年齢層

【Does “Age” Matter To Study in Canada?】

“Age is just a number”

「カナダに留学したいけど、この年齢で行ってもいいのかな?」「カナダにはどんな年齢層の日本人留学生が多いんだろう?」と疑問に思っている方のために、今回はカナダ留学の年齢層について紹介します。

カナダ、アメリカをはじめ海外の多くの国では冒頭の英語フレーズのように『年齢なんてただの数字』と考える文化が根付いています。しかし、日本ではまだまだ年齢を気にしてしまいます。年齢のために留学しようか悩んでいる方はぜひ最後まで読んでください!

目次

まだまだ『年齢』を気にする日本の文化

日本でも昔に比べると、年齢に関係なく、年齢気にせず新しいことに挑戦し、輝き続けている人もたくさん見かけるようになりました。けれど、まだまだ『年齢』を気にする人が多いのも事実です。

『カナダ留学』という新しい挑戦に対しても、10代や20代前半の若い年齢の人にも、20代後半、30代、40代以上の年齢の人にも「その年齢でカナダに行って勉強するの?」と言う人がいるのが事実です。

実際のデータで見る日本人留学生の年齢層

周りからの『年齢』に関するプレッシャーを気にして悩んでしまう前に、ぜひ実際のデータでどの年齢層の日本人留学生がカナダにいるのか見てみましょう。私の実体験からトロント、バンクーバー、ウィニペグの3都市で出会った日本人の年齢層をデータに取ってみました。

年齢別

細かい年齢別で見た場合のグラフです。私個人が出会った日本人の方々を対象にしたデータなので、カナダの全日本人留学生を対象にした場合と割合が異なりますが、一例として何歳ぐらいの日本人留学生が多いのかが分かると思います。

最も多かったのが同率16%で22歳と26歳ですね。続いて14%で25歳、12%で21歳が多いです。そして5番目に多いのが9%の29歳です。

世代・年齢層別

次によりおおまかに世代別・年齢層別に区切ってみてみましょう。最も大きな割合を占めているのが34%で学生を除いた20代前半の年齢層です。2番目に多い層が20~22歳の一般的に大学生にあたる世代です。

いろいろな日本人の方と話していて、このデータで見て分かるように大学を卒業して就職する前に23歳の時に留学、または1、2年社会人を経験してから留学している人が多かったです。また、学生の場合は就活・卒業前に留学をしたいということで21、22歳の学生が多かったのを覚えています。

男女別

今度は男女別にも見てみましょう。今回、カナダで出会った56人の日本人のデータをまとめていて、そのうち男性は13人、女性が43人でした。圧倒的に女性が多く、男性のデータは少なめです。
(※56人の方以外にも、日本人と出会う機会がありましたが年齢不明などの理由でカナダで出会った日本人全員ではありません。)

女性

まずは女性から見てみます。最初の男女混合での年齢別グラフに対応して、25歳が18%、22歳が14%で2TOPとなっています。続いて12%で26歳、同率9%で23歳、29歳となります。ワーキングホリデービザを使っている人が多く、その年齢制限30歳を前に、29歳で留学している方も多かったです。年齢制限ギリギリのワーホリのため『ギリホリ』とも呼ばれているようです。

男性

男性版も見ていきましょう。母数が13人と小さいので0%の項目も多くなっています。グラフを見て分かる通り21、22歳が全体の半数以上の54%を占めていて、最も多い21歳と同率で26歳も多いですね。

男性の場合は就活前に留学に行く人が多いようです。26歳で留学が多いのは、22歳で大学卒業後3年働いて留学前のキャリアを確保して、留学に来ているという印象です。

カナダの都市別(トロント・バンクーバー・ウィニペグ)

最後に日本人の方々に出会った都市別に見ていきます。私が住んだトロント・バンクーバー・ウィニペグの3都市でのデータです。

人数比では56人中トロントが最も多く39人、バンクーバーが14人、ウィニペグが3人です。そのため青のトロントグラフが目立ちますが、トロントでは22歳が最も多く、バンクーバーは26歳、ウィニペグは29歳が最も多いのが分かります。

そもそも私の年齢がトロント時25歳、ウィニペグ時26歳、バンクーバーが28歳(27歳時は日本に帰国)だったので、行動範囲や語学学校に通っている時と、カレッジに通っている時で周りにいる日本人の年齢層も変化があります。

語学学校に通っていたトロントでは20代前半が多く、カレッジに通っていたバンクーバーでは20代後半の日本人に出会うことが多かったです。また、ウィニペグは移民がしやすい都市でも有名なため学生としてではなく、移民をするため働いている人が多かったのも影響があると思います。

さらにそれぞれの都市での平均年齢はトロントが24.18歳、バンクーバーが24.93歳、ウィニペグが29.67歳となっています。

まとめ

いかがでしたか?ここまでさんざん『年齢』に着目して書いてきましたが、伝えたいのはあくまでこれは単なるデータで「カナダにはどんな年齢層の日本人留学生が多いんだろう?」という疑問の回答として見て頂ければと思います。「ここのデータの大多数に当てはまらないけど留学して大丈夫かな?」という不安を煽るものではなく、予備知識として「データはデータであるだけ。」と思って読んでいただけたら嬉しいです。