カナダ留学

【カナダ留学】カナダの各都市の『夏の天気』はどんな感じ?

【How Is The Summer Weather In Canada?】
カナダの東部・西部・中央部に位置する3都市トロント・バンクーバー・ウィニペグに長期で滞在した経験から各地域、各都市の春夏秋冬の天気や主な気候、またそれぞれの季節でのおすすめの服装について解説していきます!

今回は『夏』編ですが、前回は『春』編を紹介したので、『春』編が気になる方はこちらから!

【カナダ留学】カナダの各都市の『春の天気』はどんな感じ?

春夏秋冬それぞれを4記事に分けて書いていこうと思うので、カナダに留学する予定時期に合わせて、カナダの天気や気候を知りたい!、どんな服装すればいいのか悩んでいる!と言う方必見です!また長期でカナダ留学、滞在、移住をお考えの方は4記事すべてチェックして参考にしていただければ嬉しいです!

目次

1. 【カナダ東部】トロントの天気・気候

まずは、カナダ留学都市人気ツートップの1つカナダ東部の最大都市トロントから見ていきましょう!「トロントは夏が最高!」ともいわれているので、『トロントの夏』はどんな感じなのか、いつから夏は始まるのか詳しく解説していきます。

    • トロントの夏は何月から何月頃まで?

前回の『春』編でトロントの春はだいたい4月中下旬~6月中旬までと書きました。そのため6月中旬、下旬頃が「夏の始まり」と思っておくといいです!そして7月になると本格的な夏を迎え、気温がどんどん上がり暑い日が続きます。冬がかなり寒いので夏も涼しそうなイメージのあるトロントですが、意外と日本の夏のように気温も30度を超える日もあり、さらに強い紫外線でじりじりと焼けるような暑さです。ただし、湿度はそれほど高くないので蒸し暑さはなく、紫外線を避けて日影に入れば、心地よく風も感じられる気持ちいい夏です。7月いっぱいと8月中旬頃までこのような天気が続きますが、8月下旬、9月上旬には早くも気温が落ち着き始め、暑さが和らぎ、秋めいた気温に推移します。なので『トロントの夏』は6月中~8月中旬、下旬までとイメージしておいてください!

    • 気温や湿度はどのくらい?

6月:上旬から中旬にかけては20度~25度前後の春のような陽気ですが、下旬になると徐々に気温が上がり始め、27度や28度など30度近くまで気温が上がり、一気に夏らしい天気になります。

7月:「夏本番」の陽気で連日30度前後、30度以上になる日が多くなります。30度を超えてくると暑いですが、35度を超えるような猛暑とまではいかないことがほとんどです。また。日中の最高気温が30度近くになる日でも朝や夜には20度を下回ることもあるので、日中以外は涼しく感じることも多いです。

8月:上旬、中旬までは7月と同様に30度近くまで気温が上がり、30度を超える日は7月よりは減るもののまだまだ夏の暑さが続きます。下旬に入るとその暑さが緩み始め、日中の最高気温が25度前後になります。この頃には夏本番は抜け、年によりますが秋の気候に移りつつあります。

夏のトロントおすすめの服装

6月:中旬頃までは春の装いと夏の装いの間くらいの服装で、人によっては朝は肌寒く感じるかもしれないため羽織ものがあるといいかもしれません。下旬には夏服に完全にシフトして大丈夫なくらいの暑さになってきます。

7月:7月は真夏の格好でTシャツ1枚にパンツやスカート、女性ならワンピース1枚でも十分で30度を超える日には汗をかくほど暑くなる日もあります。注意点としては、朝晩に気温が下がると、涼しいと感じる人もいれば、ちょっと寒いくらいに感じる人もいるかもしれません。また室内は冷房が効いているので寒がりな方はカーディガンなどで調節できるようにするのがおすすめです。

8月:8月も中旬頃までは7月同様に真夏の服装で問題ないです。7月中にも言えることですが、多くのカナディアンは日中でも朝晩の少し気温が下がる時でもかなり薄着の人が多いです。タンクトップや丈が短いトップスやショートパンツで羽織ものなしに1日過ごしている人もいます。下旬に近づいてくると、カナディアンと同じような服装だとちょっと肌寒く感じてしまう方もいるかもしれないので気を付けましょう。

2. 【カナダ西部】バンクーバーの天気・気候

続いてカナダ留学都市人気ツートップのもう1つカナダ西部の最大都市バンクーバーを見ていきます!『春』編でも少し触れましたが、「冬は寒すぎず、夏も暑すぎない」バンクーバーの夏は実際どんな感じなのでしょうか?詳しく解説していきます!

    • バンクーバーの夏は何月から何月頃まで?

『春』編でバンクーバーの春は3月下旬~6月下旬?7月上旬?と書きました。それに伴いバンクーバーの夏はだいたい早くて6月下旬や少し遅いと7月上旬には夏が始まってくるという感じだと思います!あまり断定的に言えないのはやはりバンクーバーの夏はそれほど暑くならないことも多く、いつまで春でいつから夏なのか判断がしづらかったり、また気温が目に見えて「真夏!」と分かるほど気温が上がらなかったり、「暑い!」と思うくらい気温が上がってもその天気が長く続かなかったりするので、個人によって感じ方も違うと思います。7月下旬には真夏日のような日もありますが、連日と言うわけではないです。8月も7月とそれほど変わらず30度近くになる日もあれば、25度前後、20度台前半になる日もあります。中旬、下旬につれて暑い気温の日が減り、「夏来た?え、夏もう終わり?」と思ってしまう方もいるかもしれません。ということで『バンクーバーの夏』はざっくり言うと6月下旬、7月上旬~早くて8月中旬、平均的には下旬頃?までというところです!

    • 気温や湿度はどのくらい?

6月:6月中旬頃までは20度前後の気温で中旬に徐々に25度前後まで上がるようになってきます。ただ日本の夏とは違い、ここから一気に30度に届くような暑さになってくることなく、25度前後で推移していくことが多いです。

7月:7月に入っても6月下旬からそれほど気温の変動はなく、月の平均気温は20度前後で20度を下回る年もよくあります!下旬になると初めて30度近くになる日も出てきます。

8月:8月も7月同様月平均気温が20度前後のことが多く、夏らしさとしては少し物足りないくらいです。暑いのが本当に嫌!と言う方はカナダならバンクーバーに住むのがおすすめです。8月の真ん中でも日中の最高気温が20度台前半になる時もあり、下旬には25度以下の日も多くなってきます。

夏のバンクーバーおすすめの服装

6月:6月上旬、中旬までは気温が20度に届かない日も多く、Tシャツに長袖のジャケットが必要になります。中旬以降は気温も上がってくるのでジャケットなしで出かけられる日も多くはなってきます。ただ完全に夏服で大丈夫というわけではなく、春服と夏服を両方揃えておくといいです。

7月:7月は30度近くまで気温が上がる日はTシャツ、ショートパンツなど真夏の服装にできますが、それが連続しないことも多いので次の日には春用のジャケットが必要なほど肌寒く感じたりすることもよくあります。

8月:基本的に8月も7月から延長で、夏服と春服を両方使って、その日の気温に合わせていく必要があると思います。

3. 【カナダ中央部】ウィニペグの天気・気候

カナダの都市の中でも最も冬の寒さが厳しいと言われるカナダのちょうど中央に位置するマニトバ州の州都ウィニペグを最後に見ていきましょう!冬はマイナス30度、40度(体感温度はそれ以下!)にもなるウィニペグの夏はどんなもの?そもそも夏はあるの?(失礼)というのをチェックしていきます。

    • ウィニペグの夏は何月から何月頃まで?

最も気になるウィニペグの夏はいつから始まるのか?(ウィニペグに夏はあるのか?)について解説していきます!『春』編でウィニペグの春は6月中旬頃までと書きました。ということで実際にはウィニペグでは春の訪れは遅いですが、夏は意外と早くやってきます!そして意外とかなり暑くなります!トロントの暑さと同じくらいで、バンクーバーに比べるとウィニペグの夏の方がはるかに暑いです。そんな意外な『ウィニペグの夏』は6月下旬~8月下旬の前半頃までと思っておくと良いです。

    • 気温や湿度はどのくらい?

6月:5月下旬から25度以上の気温に引き続き下旬前半頃にかけて同じような気温が続きます。下旬後半頃から本格的に暑くなり、30度近くまで気温が上がってきます。

7月:上旬は25度以上30度以下の気温の日が多いです。中旬頃には30度を超えるような日も出てきて夏真っ盛りという時期を迎えます。ただ28、29、30度以上が連日続くことは少なく、続いても1~3日くらいで7月の平均気温はだいたい25度以下です。

8月:上旬から中旬にかけては夏ど真ん中で30度を超える日も多いです。中旬以降も30度近くまで上がる日もありますが頻度が減ります。そして下旬に入ると徐々に気温が下がりながら安定して25度前後になってきます。

夏のウィニペグおすすめの服装

6月:上旬は春服で少し気温が低い日でも薄手の羽織ものがあれば大丈夫だと思います。下旬にはかなり暑くなる日も増え、Tシャツ1枚でも充分、むしろ暑くて汗をかくほどの日もあります。

7月:7月は完全に夏服に切り替えて問題ないです!25度以上になる日は日差しの強さも相まって体感温度は実際の気温以上に暑く感じます。冬はマイナス2桁台が普通なのになんで夏もこんなに暑いの?と少し嫌になるほどです。アジア人が多いバンクーバーなどでは日傘を使っている人をたまに見かけますが、ウィニペグでは日傘をさしている人はまず見ないので日傘をさしたくないという方は帽子をかぶったり、サングラスをかけ、SPF強めの日焼け止めを使いましょう!(カナダではSPF50以上のSPF60、やSPF110なども売られています。日本の日焼け止めほど使い心地が良くないものもありますが、自分の肌に合うものが見つかればカナダの日焼け止めも使えます。)

8月:下旬前半頃までは7月に引き続き、日焼け対策、暑さ対策に気を付けた服装がおすすめです。ウィニペグは平地で周りに海や湖などがなく、乾燥もしていて風がある日は砂ぼこりが舞いやすい地域です。日差しと砂ぼこりを避けるためにもサングラスがあると便利です。下旬には夏の暑さが落ち着き始めるので秋物の服装も準備し始めるといいです。

4. まとめ

いかがでしたか?今回はカナダの3都市それぞれの『夏』について紹介しました。ぜひ今後のカナダ留学の参考にしていただけたら嬉しいです!次回はトロント・バンクーバー・ウィニペグの『秋』の天気や気候を紹介する予定です。

『春』編も気になる方はこちらからどうぞ!

【カナダ留学】カナダの各都市の『春の天気』はどんな感じ?