【カナダワーホリ】留学生がカナダで出来るバイト8選!
【What Kind of Part/Full-Time Job Can We Do in Canada?】
今回はカナダでできるアルバイト(パートタイム / フルタイム)の種類について書いていきたいと思います。カナダでのバイトを検討中の方、カナダでバイトするならどんな仕事があるのか知りたい方、必見です。
カナダに留学やワーホリで来る方は、学生ビザなら学校に通っている期間(※語学学校、ESLは例外)は週20時間まで、学期の間の休暇中は週40時間まで、ワーキングホリデービザなら週40時間まで働くことができます。
週20時間までのバイトをPart-time job(パートタイムジョブ)、
週40時間までのバイトをFull-time job(フルタイムジョブ)と言います。
バイト(アルバイト)は外来語ですが、もともとはドイツ語のため、英語圏カナダでは通じません。ちなみに韓国でも「アルバイト」と言うようなので韓国人には通じます!
目次
早速カナダで出来る主なバイトを8種類に分けて挙げます。
レストラン・居酒屋・バー
最も定番な留学生のバイト先の1つにレストランや居酒屋、バーでのバイトがあります。働けるポジションも様々です。
ServerまたはWaiter/Waitress
お客さんのテーブルに注文を取りに行ったり、料理を運んだり、会計をしたりする。
Host/Hostess
大きなレストランや、少しお高めなレストランやバーには、サーバーとは別に入り口に立ち、お客さんを席まで案内したり、予約電話などの対応をしたりする。席に着くと、このテーブル担当のサーバーが来るので、待っててね、と言われます。
このホストやホステスポジションの人は注文を取ったりしないので、サーバーが来るまで待ちます。
Busser(バッサー)
このポジションも小さなレストランではないですが、大きなレストランなどだとバッサー、食器などの片づけ担当がいます。主に、お客さんが食べ終わった料理の皿を下げたり、テーブルの上の片づけや、ドリンクの補充をします。
Bartender
アルコールドリンクを作り、提供する。アルコールを扱う資格が必要なようです。
※ちなみに、アルコールを出すレストランなどでは、バーテンダーやサーバーもアルコールを取り扱う上で資格(オンラインでとれる)を持っている必要がある。トロントのあるオンタリオ州ではSmartServe、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州ではServing it Rightという資格があります。どちらもオンラインで勉強(ウェブサイトはすべて英語)して、オンラインで受験できます。
レストランによっては、サーバーには取得必須でないところもあるようですが、持っているとアピールポイントにもなり、採用率が上がります。
上記4ポジションがホールの主なポジションで以下はキッチンのポジション。
Chef
料理長、チーフ。キッチン内の指揮をとる。
Line cook
料理長ではないが、料理長を補佐しながら調理を担当する。
Cook
料理人。調理担当。
Kitchen helper
調理はしないが、調理前の食材の準備や盛り付けをする。
Dish washer
食器洗いを担当する。
※私も、Line cook、Cookの違いがいまいち分かりませんが、レストランによって
ポジションのやること、担当範囲も異なると思います。
★レストランなどで働く場合、注目、気にするべき点は、ポジションによって時給やチップの配給率が変わってくることです。
お店により取り決めは様々なようですが、カナダ系のレストランやバーはサーバーの基本時給はキッチンより低いが、チップの配給率が高く、忙しいお店だと1日でチップが$100以上ということもあります。
日本食やアジア系のレストランもそれと同じような取り決めのところと、レストラン全体の働いている人数で均等に、または経験年数によって分けるところもあるようです。
カフェ・ファストフード店
こちらも定番のバイト先の1つ。人によっては、開店時間の早いカフェなどで午前中働き、夜はレストランや居酒屋で働くなど掛け持ちで働いている人も多いと思います。
ポジションの種類としては、
Sever/Cashier
レジで注文を取って、出来上がった注文のものをお客さんに渡す、または席まで運ぶ。電話対応なども。
Barista(主にカフェ)
コーヒーなどのドリンクを作ったり、コーヒーマシンの管理、清掃、ドリンクで必要なものの補充などを担当。ラテアートができるなどスキルがあると採用につながりやすい。またラテやカプチーノなどのエスプレッソドリンクの種類に関する知識、作り方を知っているのも有利。
Kitchen
ホールではなく、キッチンで調理や食器洗いを担当する。カフェなどでは、特に決まったポジションがなく、すべての作業をやる、ということもあります。
以上のレストランやカフェで働く際などのアピールにもなる、バンクーバーやヴィクトリアなどのあるブリティッシュコロンビア州の食品衛生に関する資格FoodSafe(フードセーフ)の取得方法についてはこちらの記事をチェックしてみて下さい!
【カナダ資格】BCフードセーフの授業と試験
アパレルショップ、雑貨屋、ドラッグストア、お土産店、コンビニエンスストア
アパレルショップの場合は、より接客スキルが必要ですが、これらのお店では主にキャッシャーとしてお客さんに対応したり、在庫の管理などをします。
ホテルのスタッフ
ホスピタリティをカレッジなどで学んでいる人やリゾート地(カルガリー・バンフなど)では、ホテルで働くこともできます。
Reception(受付)
ホテルエントランスのカウンターにてチェックインの手続きやお客さんの対応、電話対応などをします。
Housekeeper
部屋の清掃やベッドメイキングをします。
日系の旅行代理店、ツアーガイド
日本の旅行代理店の海外支店が、大きな都市トロントやバンクーバーにはあります。
そこで現地スタッフとして、旅行の予約などの問い合わせ対応などを行います。また、こちらも特にリゾート地で多いのですが、ツアーガイドとして日本人の旅行客と現地カナダ人の間に入り、やり取りを仲介したり、旅行プランの案内、手伝いを行います。
リゾートバイト
冬の寒さが有名で、ウィンタースポーツも盛んなカナダでは、カルガリー・バンフやウィスラーなどでスキーリゾート地でのバイトも人気があります。
語学学校のスタッフ
語学学校には、日本人留学生をサポートする日本人スタッフがいるところもあるので、日本人スタッフとして留学生のサポート、クラスの取り方や変更の手伝い・アドバイス、他のスタッフと連携しながらオフィスで働きます。
銀行の窓口スタッフ
Teller(テラー)という窓口業務スタッフの募集も頻繁に行われています。
金融機関のため、ある程度専門的な知識が必要なのと、留学生は滞在できるビザの期間が短いため(1年未満、1~2年未満など)働くのは難しいですが、長期滞在できるワークパーミットやPR(Permanent Resident)を持っていると働ける可能性があります。
金融機関でキャリアを積みたい方は、テラーから始めて、その後ファイナンシャルアドバイザーなどのポジションになれることもあるようです。
以上、カナダできるバイト8選でした。他にもいろいろな仕事が英語力、経験、能力によってもっとあると思いますが、一般的によく見かけるバイトを取り上げてみました!
念のため、参考までにカナダの各州ごとの最低賃金もまとめておきます。
カナダの各州ごとの最低賃金
アルバータ:(カルガリー、バンフなど)$15
ブリティッシュコロンビア:(バンクーバー、ヴィクトリア、ウィスラーなど)
通常$13.85、アルコール類を扱うサーバー$12.70
サスカチュワン(サスカトゥーン、レジャイナなど):$11.06
マニトバ:(ウィニペグなど)$11.35
オンタリオ(トロント、首都オタワなど):通常$14、アルコールサーバー$12.20、18歳以下の学生(週28時間未満)$13.15
ケベック:(モントリオール、ケベックシティーなど)通常12.50、チップなどの適当がある場合$10.05
ニューブランズウィック:(セントジョンなど)$11.50
ノヴァスコシア:(ハリファックスなど)有経験?なら$11.55、未経験なら$11.05
プリンスエドワードアイランド:$12.25
ニューファンドランド・ラブラドール:$11.40
ユーコン:$12.71
ノースウェストテリトリー:$13.46
ヌナヴット:$13.00
(※2019年11月時点)
参照:https://www.payworks.ca/payroll-legislation/MinimumWage.asp
まとめ
カナダでこれからワーホリしたい、留学して勉強しながらも、バイトを通して実践的な英語も身につけたい!と思っている方の参考になれば嬉しいです!
またここでは紹介できませんでしたが、カナダ留学のビザの種類に就学と就労経験がセットになったコーオプビザもあります。気になる方はこちらからどうぞ!