カナダ文化

【カナダ文化】カナダの迷信”Superstitions”8選

【Learn Canadian Culture: 8 Canadian Superstitions】
今回はカナダでよく言われる”Superstitions”『迷信』8つをピックアップして紹介していきます!各国それぞれの文化背景から様々な迷信が語り継がれていますが、カナダではどんな迷信があるのかご存知ですか?ぜひカナダ留学する前に(カナダ留学中でも)カナダの文化に触れるために、カナダ人との会話の幅を広げるためにカナダの迷信について知っておきましょう!

英語と日本語で解説していくので英語勉強の一環としても最後まで記事を読んでみてください。日本でも言われる迷信もあるので、それが英語だとどんな文になるのかチェックもしてみましょう。

目次

“Superstitions”「迷信」とは?

まず初めに「迷信」とは何?ということで解説していきます。「迷信」とは科学的な根拠はないけれど、古くから人々が信じているものです。例えば、日本でよく言われる迷信は「夜に口笛を吹くと蛇(鬼などという場合も)が来る」「夜に爪を切ると親の死目にあえない」などがあります。カナダにも「迷信」、英語では“Superstitions(スーパースティションズ)”があります。

日本ではあまり聞かない迷信や日本の迷信と似てるもの、同じものもあるのでとても興味深いです。それでは早速見ていきましょう!

カナダの”Superstitions”「迷信」

以下にカナダでよく言われる迷信8つを挙げてみます!

1. “Don’t walk under ladders”

「はしご(脚立)の下を歩いてはいけない(くぐり抜けてはいけない)」

カナダ(北米)では、はしごや脚立の下をくぐってはいけない、くぐると不吉なことが起こってしまうという迷信があります。なぜはしごや脚立の下をくぐってはいけないのかの理由は諸説ありますが、一説としては、はしごをかけた時や脚立を立てた時にできる下の三角形の空間が”命”の象徴として考えられていて、その間をくぐると三角形のバランスを崩す、ことになり不吉なことを呼び寄せてしまうと考えているからのようです。

2. “Opening an umbrella indoors brings bad luck”

「室内で傘を開くと不運を招く」


これも諸説理由があるようですが、昔イギリスのある王子が傘をプレゼントとしてもらい、室内で試しにさしてみると、その後まもなくその王子が亡くなってしまった話が元になっているとも一部では言われています。

3. “Black cats crossing your path brings bad luck”

「黒猫が目の前を横切ったら、悪いことが起こる」


この迷信は日本でも有名ですが、カナダでも全く同じように信じられているようです。黒猫は古くから魔女のペットと考えられていたり、不吉なイメージが持たれることが多いためこのような迷信が存在します。

4. “Step on a crack, and you’ll break your mother’s back”

「(歩道などの)継ぎ目を踏んだら、お母さんの背中が折れてしまう」


昔のヨーロッパなどで歩道や道路の継ぎ目には危険が潜んでいると考えられていたようで、その継ぎ目を踏んでしまうと自分の母親に危険、不幸が訪れてしまうという迷信になったようです。

5. “Find a penny and pick it up, and you’ll have good luck all the day”

「ペニー硬貨を見つけて拾ったら、その日1日幸運が続く」


ペニー硬貨とはカナダでは既に製造廃止となった日本の1円硬貨にあたるカナダの硬貨で最も単位の小さい硬貨でした。古代文明の民族学において銅のような金属は神からの贈り物と考えられているという説があり、銅を原料としたペニー硬貨も幸運をもたらすものと信じられているようです。

6. “Don”t plan important events on Friday 13th”

「13日の金曜日に大切な催し事は計画しない」


こちらも有名な迷信で知っている方も多いと思います。日本ではそれほど気にされないかもしれませんが、ヨーロッパや北米などでは多くの国でよく言われる迷信の1つです。諸説ありますが、イエス・キリストが磔にされたのが13日の金曜日なので、特にキリスト教信者の多いヨーロッパや北米中心に忌むべき日と考えられています。

7. “Knock on wood for good luck”

「幸運を呼びせるために木(家具などの木材部分なども可)を叩く」


古くからヨーロッパなどで木には精霊が宿っていると信じられていて、何か悪いことが起こった時や、これから何かに挑戦する時に木の精霊に幸運をお願いするために、木を叩いたと言われています。

8. “Bad lucks come in threes”

「不運なことは3回にわたってやってくる=二度あることは三度ある」


これは迷信というか日本ではことわざにもなっていますが、何か不運なこと、うまくいかないことがあると重なりがち、ということがカナダでも信じられています。”come in threes”で「3回セットでやってくる」と英語で表現します。

まとめ

いかがでしたか?カナダ留学に来る前にカナダについて勉強するのにカナダの迷信を知っておくのも1つの方法になります。ぜひこの機会にカナダではこんな迷信がよく言われるということ、英語ではこんな風に迷信を表現するということを知っていただけたら嬉しいです。