バイト見つけやすい都市は?【カナダ留学・ワーホリ】
【How It Looks to Find a Job in Canada】
留学を考えている方にとって、国選びに次いで迷うのが、都市選び!
行きたい(住みたい)都市の選び方は人によって、
優先する基準が異なると思いますが、特にワーホリでの留学を考えている方は、
「仕事の見つけやすさ」を重視する!という方も多いと思います。
今回はカナダの都市別に、カフェやジャパニーズレストランや
ローカルレストランのサーバーやキッチンの求人数を調べてみたので、
仕事の見つけやすさ重視で都市選びをしたい方などに役立つ記事になると思います。
どのくらい仕事が見つけやすいのか、見つけにくいのかを知ることで
カナダに来る前の都市選びの参考にもしていただけたら嬉しいです!
カナダ主要都市の求人数(Indeed)
2019年9月28日時点でIndeedにて「都市名」と以下項目の「職種名」で
求人数がどのくらいあるのかを比較してみました!
Indeed/15km圏内 | Cafe | Japanese Restaurant |
Server | Kitchen |
---|---|---|---|---|
Toronto | 283 | 48 | 1582 | 1537 |
Vancouver | 249 | 67 | 933 | 1458 |
(Burnaby) | (240 | (73 | (917 | (1481 |
(Richmond) | (228 | (51 | (809 | (1238 |
(North Vancouver) | (234 | (62 | (843 | (1341 |
Montreal | 913? | 28 | 952 | 578 |
Victoria | 26 | 10 | 168 | 266 |
Ottawa | 119 | 2 | 440 | 474 |
Halifax | 23 | 2 | 138 | 200 |
Winnipeg | 15 | 3 | 207 | 227 |
Kelowna | 18 | 2 | 75 | 142 |
(※1.Indeed.caのサイトで”ポジション名、仕事先の種類”、
“都市名”、”ダウンタウンから15km圏内”という条件で
データをとっています。
※2.ちなみにバンクーバーはダウンタウンが小さいので、
グレーターバンクーバーエリア内に含まれるバーナビーや
リッチモンド、ノースバンクーバーでも調べてみました。
距離によっては他地域と重複している求人も含まれます。)
表に各都市の該当職種の求人数合計を入れるのを忘れたので、ここで総数も
紹介します!
- トロント(Toronto) 3,450件
- バーナビー(Burnaby) 2,711件
- バンクーバー(Vancouver) 2,707件
- ノースバンクーバー(North Vancouver) 2,480件
- モントリオール(Montral) 2,471件
- リッチモンド(Richmond) 2,326件
- オタワ(Ottawa) 1,035件
- ヴィクトリア(Victoria) 470件
- ウィニペグ(Winnipeg) 452件
- ハリファックス(Halifax) 363件
- ケロウナ(Kelowna) 237件
データ総評
●求人数第1位は圧倒的にトロント!
やはりカナダの最大都市であるトロントが最もバイト・仕事の
チャンスが多いようです!
実際に、カナダ人の同僚のお姉さんもバンクーバーの大学を
卒業してバンクーバーで就活したけれど、なかなか仕事が
見つからず、仕事のチャンスが多いトロントに引っ越して
トロントで現在お仕事をしているそうです。
●第2位はバーナビー?バンクーバー?
僅差でバーナビーの方が求人数が多いという結果となりました。
私もバンクーバーに引っ越す前からバイト探しをしていた時、
カレッジがあるダウンタウンと自宅周辺のバーナビーの両方で
探していました。
確かに求人数はどちらも同じくらいだったと思います。
個人的な感覚では、ダウンタウンの方が日本食レストランの求人が
多いような感じがありましたが、表を見てみると、
バンクーバーダウンタウンもバーナビー、リッチモンド、ノースバンクーバーも
ほとんど差がないですね!
●モントリオールはカフェの求人数がダントツ?!●
2019年9月末時点で”Cafe Montreal”で検索した結果の求人数が
「913」だったのですが、私も調べていて、ん?となり、
間違いかと思い、何度も調べたのですが結果は同じでかつ
10月18日にも検索すると、さらに増えて「1208」件がヒット
しました。笑
モントリオールはトロント、バンクーバー以上にカフェであふれる
街?なのかとも思い、調べてみましたがびっくりするほどカフェが
多いなどという情報はなかったです。
検索結果をよくよく見てみると、”Data Entry Clerk”や”Receptionist”
“Bookkeeper”などの求人もなぜか入ってきているので、
100%カフェでのサーバーやバリスタの求人ではないようです!
(なぜか詳細欄にある”Cafe”というキーワードにヒットして
でてきているみたい、、)
●オタワは他大都市に比べ、ジャパレスが少ない?●
オタワはカナダの首都ですが、政府機関が多く集まっているためか
そういった関係以外の職種での求人は少ないようです。。
また、ケベックやモントリオールほどではないかもしれませんが
「フランス語」もできる人の方が優先的に採用されることも
考慮すると、非ネイティブにとっては仕事探しは難しい都市
なのかもしれません。
●中規模、小規模都市はカフェよりレストラン●
ヴィクトリア、ウィニペグ、ハリファックス、ケロウナなどの
中規模~小規模都市ではやはり求人数はがくんと減ります。
カフェ、ジャパレス、レストランを合わせても500件以下の
求人数です。
時期的にも数字に変化はあると思いますが、カフェの求人数はそれぞれ
30件以下、ジャパレスはヴィクトリアの10件を除いて1ケタ台。
なので、カフェやジャパレスよりもチェーンやローカルのレストランでの
仕事の方がチャンスが多いです。が、その分、高い英語力も求められます。
まだ英語力に自信がない場合は、キッチンのポジションで探した方が
仕事が見つかりやすいと思います!
まとめ
今回は留学生やワーホリの方向けにカフェやレストランの仕事のみに
絞って調べてみましたが、別の記事で今度はオフィス系の仕事にも
焦点を当てて調べられたらと思います。
カナダに移住や、永住を考えている方にも参考になるような
記事を書きたいと思います。
おしまい