カナダでCo-opプログラム~オフィスレセプションの仕事を始めるまで①
【What is Co-op Program in Canada?】
カナダに留学するには、いくつかの異なるビザを取って渡航することができます!
私が今回申請したCo-op Work PermitについてやCo-opプログラムについて3回に渡って書いていきます。
Today:その①:Co-opプログラム概要と費用とCo-op Work Permit申請方法
Next Coming:その②:Co-opプログラムでの就労開始までのプロセス
Next, Next Coming:その③:Co-opプログラムでの就活方法と実際の面接内容
この記事は、カナダで学生として英語で勉強するだけでなく、実際に英語で学んだことを実践の場で生かしたい、カフェやレストランなどの接客業だけでなく、英語環境のオフィスである一定期間働きながら実践的な経験を積みたい!という方は特に必見です!
目次
Co-op(コーオプ)プログラムとは?
ユニバーシティ(大学)やカレッジ(専門学校)でのプログラムにおいて就労経験を含むことが必須条件になっているものです。
学校やコースによってプログラムの期間は異なりますが、Co-opプログラムは基本的にコースの50%にあたる期間を就労期間としています。
私のコースはビジネスマネジメントコースで全体で1年間(12か月)のプログラムだったので、
という前半半年はカレッジで勉強、後半半年は各雇用先で就労するカリキュラムでした。厳密に言うと、私のカレッジのプログラムはCo-op就労時間が合計500時間まで、という制限がありました。(※この就労時間の制限はカレッジやコースによって異なります。)
なので、パートタイム(1日4~5時間で週5日か1日8時間で週2~3日など)なら約6か月弱、フルタイム(1日8時間で週5日)なら約3か月弱ということになります。
また勉強期間後は、Co-opの仕事探しの時期もあったので合計で1年ちょっとでプログラムを修了しています。
Co-opプログラムにかかる費用は?
では次に、気になる費用について。
Co-opプログラムを受けるためにはどのくらいの学費がかかるでしょうか?私が通ったバンクーバーダウンタウンにあるカレッジを例に実際にいくら学費がかかったか、書きたいと思います。
カレッジのCo-opプログラムの学費と言っても、ピンキリですが参考までに。念のため学校名は伏せておきます。。笑 (もし興味ある方がいたら、コメントやメールなどで教えてください!)
ずばり合計1年間のコースでかかった学費は、
Business Management(ビジネスマネジメント)コース
コースが始まるのは10月でしたが、5月に1回目、12月に2回目と分割で、サポートをお願いしていたエージェント経由で支払いました。
バンクーバーは大都市のため、やはり他の地方都市に比べ、学費が高いです。私はなるべく費用を抑えたかったのでその中でも比較的安いカレッジを探しました。
ただCo-opプログラムのいい点は、Co-opの就労期間中は給料がもらえることです。なので例えば、時給15ドルのポジションの場合、$15/h×500時間=7,500カナダドルの収入があると考えてよいです。
Co-opビザの申請方法は?
Co-opプログラムをやってみたいと思ったら、次はそれに必要なCo-op Work Permit(Co-opビザ)の申請条件や申請方法についてチェックしてみましょう!
申請条件
- Co-opビザを申請するには学生ビザとセットで申請すること。
- プログラムにおいて就労が含まれるということを証明する大学、カレッジからのレターが必要であること。
- 就労期間がプログラムの50%を下回ること。
- コースを修了するには就労が必須であること。
まずは以上の条件を満たすことを確認したうえで、ビザの申請に入ります。
申請方法
※ビザはCICというウェブサイトからオンライン申請できますが、その前に学校に申し込みをして、入学許可証や申請条件にもあったプログラムに就労が含まれることを示すレターなどを入手する必要があります。
申請は、CICウェブサイトから行います。
申請の手順は学生ビザのみの場合と同じように進めていきます。途中の質問で
“Do you want to apply for a work permit?”という質問があるので
“Yes. I wish to apply for a Co-op work permit.”と答えるとCo-opビザと学生ビザ(同じ有効期限)を同時に申請することになります。
ウェブサイトでの手順に沿って申請を進め、提出書類に学校からのレターなどを添付し、申請完了です。
※私の場合、カレッジを変更した関係で学生ビザを延長し、同時にCo-opプログラムに切り替えたので、学生ビザ延長+Co-opビザ申請といった形でしたが、ビザが発行されるまで(カナダ国内にいたので、その時の住んでいた住所宛てに郵便で届きました。)約1か月とちょっとかかりました。
具体的に示すと、5月28日にCICでの申請を完了し、6月25日にメールでビザ発行の通知書を受け取り、7月3日に現物のビザを郵便で受け取りました。
まとめ
今回はざっくりCo-opプログラムはどんなものなのか、学費はどのくらいかかるのか、Co-opビザの申請方法についてでした。次回の記事でCo-opプログラムの具体的な内容(授業に関して、Co-opの就活開始から仕事を始めるまでの私が実際に経験したプロセス)を詳しく紹介したいと思います!
続きの記事はこちら。