カナダのスーパーマーケットまとめの18選
【Supermarkets in Canada】
海外生活するにあたって、大事なポイントの1つに「食」があります。今回はカナダでの「食」に関連して、カナダのスーパーマーケット事情について解説していきます!
トロント、ウィニペグ、バンクーバーでそれぞれよく行っていたスーパーや地域ごとの主流のスーパーを紹介します。
目次
格安チェーン・庶民派
店舗数が多く、格安で親しみやすいスーパーを5つ紹介します!
Real Canadian Super Store(トロント・バンクーバー・ウィニペグ共通)
カナダでは言わずと知れたカナディアンブランドの大型チェーンスーパーマーケット!カナダ全土で展開しており、Lablowグループです。
食料品から、衣料品、キッチン用品、ドラッグストア系?(薬や化粧品、シャンプーなど)、家具・家電など様々な商品を取り扱っていて、売り場面積もかなり広く、ダウンタウンにあるというよりはちょっとダウンタウンから離れたところにあり、車で行き、1度に大量に買い込む、というスタイルが一般的です。
また、Wholesale型(卸売り型?)なので肉類、乳製品、野菜、果物などどれも安いです!ただファミリー向けなど大容量のものが多く、1人分で十分な留学生にとっては、単価は安いけどこんなに量いらないよ、と思ってしまいます。。笑 肉など1~2㎏のパックが普通。←
なので買ってきたら、冷凍に小分けしたり、シェアハウスに住んでいたら、ルームメイトと割り勘したりするとお得に、節約ができます!
Walmart(トロント・バンクーバー・ウィニペグ共通)
カナダのみならずアメリカ全土で展開しており(Walmartはアメリカの企業)、北米ではよく知られた大型Wholesaleスーパーマーケットです。
こちらもSuperstore同様、車で行く必要があるような場所にあることが多く、食料品から何から何までなんでも揃います!価格もSuperstoreと大差なく、格安です。個人的にはWalmartの小麦粉系食品(ドーナッツ、マフィンなど)がおいしいです。
No Frills(トロント・バンクーバー・ウィニペグ共通)
こちらもSuperstoreと同じくLablowグループのスーパーマーケットです。以前のロゴがバナナのイラストに黄色地の看板で店内のポップも黄色1色で私の中では「黄色の」No Frillsというイメージでしたが、現在のロゴデザインは新調されたようです。
バンクーバーでは利用したことがないですが、トロントでシェアハウスに住んでいた時は2番目に近いスーパーだったのでよく利用していました。価格はSuperstoreやWalmartとほとんど差はなかったように思います。
LablowグループのSuperstoreとNo Frillsではともに「No Name」という自社ブランドがあり、No Nameのロゴが付いたものは他の商品よりもかなり安いです。質は高いものではありませんが、味が悪いということはないので、「質はあまり気にしないから節約したい!」という方におすすめです。
Fresh CO(トロント・ウィニペグ共通)
「フレッシュコ」は先述の3つに比べるとメジャーではないですが、安い価格設定の部類に属しているスーパーだと思います。Sobeysグループで高級派のSobeysに対し、Fresh COは格安派に位置しています。
シェアハウスに引っ越してからは、最寄りのDundas West駅すぐ近くのFreshCoが行きつけでした!2016年の私が利用していた当時の印象では、No Frillsよりは野菜や果物類が若干高かったように思うので私の中では中間派というイメージでした。
Giant Tiger(トロント・ウィニペグ共通)
こちらもNo Frillsとかぶりますが、黄色がイメージカラーでもちろんタイガーマークがついているGiant Tiger。格安スーパーの1つです。
SuperstoreやWalmart同様、商品数は多くはないですが、食料品だけでなく衣料品や生活雑貨なども売っています。
ただ私の個人的な経験ですが、ウィニペグのダウンタウンにあるGiant Tigerで買った玉ねぎが皮むいたらすべて腐ってたことがあったので、あまり鮮度がいい、というイメージがないです。。(店舗によると思いますが、、)
中間派
続いては、「格安で大量買い」よりも「ちょっと質のいいものを必要な分だけ買いたい」という方向けに中間派のスーパーを3つ紹介します!
Safeway
photo credit: Northwest Retail Right-side entrance via photopin (license)
赤い背景に白地の”S”のロゴが特徴的なSafeway。カナダ、アメリカのみならずイギリス、オーストラリア、メキシコなどにも展開するインターナショナルなスーパーマーケットです。
中間派と言っても、お肉系や一部の野菜など少しだけ割高?なイメージが私の中ではありますが、基本的に格安系と差はあまりないような気がします。デリのコーナーも充実していて、出来合いのお惣菜類もおいしそうなものがたくさんあります。量り売りのコーナーのスープなどもおいしそうです。
ウィニペグのオズボーンビレッジを抜けた先にあるSafewayにあったオーブンで焼く前の段階までをスーパーのキッチンで作られたピザがお気に入りでした!
オーブンで15分ほど焼くだけと簡単でなにより味がすごくおいしかったです!直径30㎝くらいの8枚切りで8ドルくらいでした。
Metro
トロントのダウンタウンを中心に7~8店舗、郊外にも何店舗かあります。バンクーバーやウィニペグにはなく、オンタリオ州、ケベック州で展開しています。
カナダにおいてLablow、Sobeysに次ぐスーパーマーケットブランドです。24時間営業の店舗もあり、近くに住むととても便利なスーパーです!
価格帯は格安系ほどすごく安い!というわけではないですが、標準的な値段で売り場面積も広い店舗が多いので、なんでも揃い不便はないです。
Save-On-Foods
photo credit: John Bollwitt Coming soon to Cambie Street… via photopin (license)
ブリティッシュコロンビア、アルバータ、サスカチュワン、マニトバ、ユーコン州の西カナダで展開しています。なのでトロントにはなく、バンク―バー・ウィニペグにはあります。中でもブリティッシュコロンビア州には100店舗以上あり主流スーパーの1つです。
Save On FoodsもSuperstoreやWalmartのようにダウンタウンにあるというよりはちょっと離れた公共交通機関ではアクセスが不便なところにある店舗が多いです。
特筆することはないですが、値段は高すぎず、品質も安定していいものが買えるスーパーです。”More”という会員ポイントカードを持っているとお得になる(値札に通常価格と会員価格と提示されていることが多い)のでカードを作るのがおすすめです(無料)。
アジア系
PAT Central
トロントに住んでいた時は、Bathurst駅近くのPAT Centralという韓国系スーパーで納豆や米、日本食を作るのに必要なものはここで買っていました!日本のお菓子もたくさん取り揃っています。
今もあるか定かではないですが、2016年当時は入り口近くにたい焼きブースもありました。(買ったことないけど、、笑)
ちょっと気になっていたのが、アジア系スーパーによくありがちなのですが、スーパーに入ったとたん、生ゴミのようなきつめの臭いがありました。個人差あると思うので、気にならない方もいるとは思います。
T&T
バンクーバーに引っ越してきてからすごくお世話になっているT&Tという中華系スーパー!駅近など便利な立地にありながら広い売り場面積で構え、SuperstoreやWalmartのようになんでも揃います。
慣れ親しんだ日本メーカーの炊飯器や中国料理で使われる蒸し器などの調理家電やお箸などの調理器具も売っています。
アジア系スーパーの格安スーパーで、特にSuperstoreなどのカナダ系スーパーでは取り扱いがない、またはSuperstoreなどではあまり質がよくないアジア系の野菜や果物を買います。肉系や乳製品、卵、小麦粉類(クッキーやマフィンなど)はカナダ系スーパーが圧倒的に安いので買うものによって使い分けてます。
H-mart
アメリカ企業の韓国系スーパーマーケット。ブリティッシュコロンビア州での展開をスタートし、トロントやアルバータ州エドモントンにもあるようです。
さすが韓国系だけあって、本場韓国料理で必要なものは一通り揃い、価格も他のアジア系スーパーより安い時もあります。韓国人の友達もキムチやトッポギ、韓国インスタントヌードルを買うならここ!と言う子が多いです!
アプリやお店のホームページからチラシを見てお買い得品を狙うといい、と友達がアドバイスしていました!
ING
大赢正ING supermarket(漢字読み方不明、、)はウィニペグ在住時によく使っていた中華系スーパーです。ウィニペグなのであまり情報の需要がないかもですが、記録として残しておきたいので書かせてください!
日本食や醤油などのアジア系調味料、アジア系インスタントラーメンを買いに行ってました。また冷凍コーナーにある薄切りでロール状になっている牛肉を牛丼が食べたいときなどに買っていました!よく気を付けないとすぐ隣にラム肉バージョンもあるので気を付けてください。
ダウンタウンからはバスで20~30分ほどかかりアクセスは悪いですが、車がある方は行ってみるといいかもしれません。
Sun Wah
もう1店舗こちらもウィニペグのみですが、ダウンタウンのSun Wah Supermarket(新華超級市場有限公司)も行きつけでした。ウィニペグ価格で日本食品が他都市より高めです、、
いつも白い恋人が売られていて、値引きされて38ドル(約3000円強)で売ってました。ウィニペグダウンタウンに住んでいて、アジア系の食品が買いたい!と言う時はこちらがおすすめです。
高級・健康志向派
ここからは値段が高くてもいいものを買いたい、健康に気を使っている、ベジタリアンやヴィーガンであるという方におすすめのスーパー4選です。
Whole Foods Market
まずはアメリカ、カナダ、イギリスでよく知られるWhole Foods Market。日本人の方でも知っている方も多いと思います。
動脈硬化を引き起こす硬化脂肪を含まない食品や、着色料・人工調味料・人工保存料などを含まない食品を取り扱っていて、健康志向派が多いバンクーバーでも人気のスーパーです。
野菜や果物もオーガニック(有機)のものが扱われ、新鮮で安心・安全です。もちろんその分値段は張りますが、カナダに来た際、一度は寄ってみるといいです!オーガニックのカナダのお菓子などをお土産にするのもありです。
Lablows
トロント在住中、バイト先近くのLoblawsに通っていました。Whole Foodsほどではないですが少しお高めのスーパー。
個人的にデリが充実していて、パック詰めのチーズチキンにゴロゴロポテトが入ったのをよく買って夕食にしたりしてました!
もう一つおすすめが一口サイズでドーム型に固めてあるトーストココナッツにチョコがけされたのがおいしいです。写真がなくて見せられないのが残念。。
また日本のデパ地下のようにかわいいスイーツも売っているので、カナダ旅行の際には、思い出にいいかもしれません。
Sobeys
Fresh Co、Safewayや次に紹介するIGAを傘下に持つSobeysグループのSobeys。カナダで最大規模のスーパーマーケット系列の1つです。ノヴァスコシア州に本社があるためかバンクーバーには店舗はないようです。トロントには店舗数は多くはないですが展開しています。
格安系のFresh Co、中間派のSafewayと来てSobeysは少し高級・健康志向派といった分類になっています。こちらもWhole Foodsほどオーガニックのみ、というこだわりはなく、良質なものを買えるスーパーです。
IGA
トロントにはないようですが、バンクーバー・ウィニペグに共通してあります。バンクーバーはダウンタウンという立地の良さで利用する人も多いと思います。
肉類や一部野菜が安いこともあるようですが、一般的な評価だとIGAは高級派スーパーになるようです。おすすめポイントとしては、友達がすすめていたベーカリーコーナーです。ミニクロワッサンが小売りで売られていて、そのクロワッサンがおいしいとのことです!
業務系
最後に業務系というか安価に大量のものを買いものできるスーパーについてです。
Costco
SuperstoreやWalmartのようにWholesale型ですが、違うポイントは会員制で年間の会費を払う分、お得に買い物ができます。
カナダのコストコは年会費は通常で60カナダドル(約4920円)、VIP会員だと倍の120カナダドルです。(※日本のコストコの年会費は税込み4840円なのでカナダの方が少し高いです。)
店内の様子は日本のコストコと大きな違いはないですが、巨大倉庫内が衣料品、家電、食料品などのエリアに分かれていて、巨大なショッピングカートをひいて買い物します。
また入り口近くにあるフードコートも日本のと変わらないメニューがほとんどです!人気のホットドッグにピザやチキンがあります!1点カナダらしさがあるのがプティーン(カナダの伝統料理:フライドポテトにグレービーソースととろけるチーズがたっぷりかかったもの)があることです。
まとめ
カナダにある主流、人気のスーパーマーケット18選について書いてみました。
他にも規模が小さいスーパーやローカルなスーパーもたくさんあると思いますが、大手・カナダの都市で見かけるスーパーはすべてピックアップしたと思います。
それぞれの特長を比較の参考にしていただいて、お気に入りのスーパーを見つけてみてください!