カナダ文化

【カナダ留学】高身長女子カナダで得すること、損すること

【What Tall Girls Gain Or Lose In Canada】
今回は突然マイナーなトピックですが、カナダ留学にこれから行く、すでに留学している高身長女子に送る記事です!(もちろんご興味ある方、みなさんにも見て頂ければ嬉しいです。)

高身長がコンプレックスの日本人女子のみなさん!日本に住み、高身長でちょっと肩身の狭い思いをされている方も多いのではないかと思います。そこでカナダに高身長女子が来たら見え方がどのように変わるのか「得すること?」「損すること?」の両方の視点から解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

高身長女子がカナダで得すること

まず、本題に入る前にここでの「高身長女子」を定義すると、「日本での女性平均身長より高い女子」と言うことにしています。世界に出てみると日本の平均は平均ではないし、国によって180㎝以上でやっと高身長女子と見なしたり、160㎝以上で高身長女子と見なすこともあります。

ちなみに、かく言う私の身長は170㎝で典型的な身長コンプレックスを持っていました。カナダに留学に来る前に期待していたこと、カナダに来てコンプレックスが薄まったことを踏まえて書いていきます。

『街中や人混みで目立たない』

カナダに来てまず思うのが、街中や周りに自分より断然背が高い男性も女性もよくいるということです。

統計的に見てみると

日本人平均身長 男性171㎝、女性158㎝に対し、
カナダ人平均身長 男性175㎝、女性162㎝です。

すごく差がある!と言うわけではないですがなぜか街中を歩いていても、日本にいる時ほど自分の身長が目立っていると感じないです。

『テーブル、椅子、トイレ、キッチンの高さが低すぎる!ことが少ない』

公共の場のものや、デフォルトのサイズで作られているものは、その国の平均身長や平均的な体格に合わせていることが多いです。そのため日本で、「このテーブル低いな。。」と思うことが多かったのが、カナダに来たら「ちょうどいい高さ!」と感じることも多い気がします。

キッチンで料理する際も、オーダーメイドで高さを設定できるキッチンを除き、日本の平均的なキッチンでは低く腰が痛くなることもよくありますが、カナダのキッチンは比較的高めに作られていて、腰にも優しいです。笑

『靴のサイズに困らない』

続いて身長と言うよりも足のサイズに関することです。高身長女子の方全員ではないのですが、背が高いと足のサイズも平均より大きいため日本では自分に合う靴のサイズが見つからない、と悩むこともよくあります。

しかし、カナダでは靴のサイズ展開が豊富です。通常インチでサイズ表示されるのですが、小さいもので4インチ(20.8㎝)、大きいものは12インチ(27.6㎝)まであります。また、意外と作りが大きく、自分のサイズでも大きく感じることもブランドによってあります。

『服のサイズも困らない』

さらに服のサイズもカナダでは困ることは少ないです。日本のアパレルショップでたまに見かける「フリーサイズ」にいらっとする高身長女子も多いのではないでしょうか。笑 「着れなくはないけど、袖や丈が短くてつんつるてん。。」なんてこともよくあります。

一方、カナダでは靴同様に服のサイズ展開も幅広いので、自分の身長・体形に合うサイズを見つけやすいです。さらに言えば、基準のサイズが大きい洋服もあるのでワンサイズ小さいものでぴったりと言う場合もたまにあります。

『電車内でつり革に頭がぶつからない』

これも日本の電車内で経験ある高身長女子は多いと思います。特にヒールのある靴を履いている時につり革が顔面に当たるなんてことも。。

しかし、カナダではまず電車内につり革が少ないというのもあり、このイライラから解放される方が多いと思います。

『「背高くていいな!」というマウンティングを取られない』

個人的な感覚、受け止め方にもよりますが、日本で言われる「背高くていいな!」とカナダで言われる「背高くていいな!」は意味合いが違うように感じることも。

日本ではごく稀に「身長の低さ=女子らしさ、可愛さ」でマウンティングを取られることがあったりします。しかし、カナダで同じように「身長何センチ?背高くていいね!」と言われても素直に受け止められることが多いです。


(※あくまで個人的な感想です。)

高身長女子がカナダで損すること

次に、高身長女子がカナダで損すること?も見ていきましょう。

『日本人なの?と驚かれる』

外国人から見た日本人女性は背があまり高くないというイメージを持たれることが多いようで、高身長だと「え?日本人だと思わなかった。」「こんな背高い日本人女性初めて会った」とも言われることも。ただそう言われることで損するわけでもないですが。笑

『ヒールをたくさん履くつもりがスニーカー生活に慣れてしまう』

日本ではヒール靴を履くことに気が引けていたから、カナダに来たらヒール靴履いて、堂々と歩くぞ!と意気込む方もいるかもしれません。(わたしがそうでした。。笑)

しかし、実際カナダに来てみると、日本とカナダでの服装の系統が異なり、カナダにはカジュアルな服装の人が多いのでつられて自分もカジュアルな服装ばかりになり、スニーカーの楽さに慣れてしまいます。結局カナダでもヒール靴をそれほど履く機会がない、履く気分にならないことになります。

おまけ『カナダ人女子は高身長も自慢!』

以前にカナダ人の私よりも背が高い(175㎝)友達が日本に留学することを決めていたので、「日本に行ったら自分の身長気にすると思う?」と聞いてみたことがあります。

すると、その子は「別に気にしない。自分の身長気に入ってるし!」というポジティブな回答が返ってきて、素敵だなと思いました。

まとめ

いかがでしたか?すでにカナダに留学されている高身長女子の方は「あるある」と共感いただけたものはありましたか?これから留学される方にはカナダでの高身長女子への考え方はこうなんだ、などと分かっていただけたら嬉しいです。

P.S. 他の「低身長女子」「高身長・低身長男子」版も出来たらと思うのですが、当事者の方たちの意見なしには書けないので、他の記事も書いてほしいという方がいらっしゃったらぜひご意見いただけると幸いです!