【カナダ留学】卵の種類?パンの種類?ブランチの必須3知識
【How To Order Your Brunch In Canada】
今回はカナダ人にとって休日の定番ブランチについて紹介していきます!おしゃれなパティオや素敵な店内でゆったりとした午前中の時間を過ごしながら、美味しいブランチメニューを楽しめるカフェがカナダにはたくさんあるのでカナダ留学中に一度は行くのがおすすめです。
ブランチに行く前にぜひチェックしておいた方がいいことをピックアップしました!ブランチを頼むとよく聞かれる質問や使われる英単語の意味などを解説していくので最後まで読んでみてください。
目次
1. そもそもブランチとは?
まずは『ブランチ』について説明します!ブランチとは朝食(breakfast)と昼食(lunch)を兼用した時間帯の食事という造語です。
breakfast + lunch = brunch
※”blunch”ではないので注意!
朝食兼昼食なので大体午前11時頃に食べ始めるものとされています。
2. ブランチを頼む時に知っておくべき単語や知識
ブランチとは何か分かったところで、さらに詳しく紹介していきます!ブランチにもいろいろなメニューがありますが、主に甘い系としょっぱい系に分かれます。ちなみに英語では甘い系としょっぱい系のことを“sweet or savory(スウィート オア セイボリー)“と言うので覚えておくと便利です。
甘い系にはパンケーキやワッフル、しょっぱい系ならトーストにベーコンやハム、卵などがワンプレートになったもの、エッグベネディクトなどが代表的です。
ブランチを頼むと、卵の調理方法やパンや飲み物の好みを聞かれるのですが、意外と知らない英単語があったりするので、知らないと答えるのに戸惑ってしまいます。ぜひブランチに行く前にチェックしておきましょう!
● 卵の好みの調理方法を聞かれる時
ブランチに限らず、海外で朝食などを頼む時に卵の好みの調理法を聞かれることがあります!日本語では「目玉焼き」と言いますが、英語では同じ「目玉焼き」でもさらに細かく指定ができるのでぜひ覚えておきましょう!
ちなみに卵料理がついてくるメニューを頼むと店員さんが聞いてくるフレーズとしては、
“How would you like your egg?”
「卵はどのようにして食べるのがお好みですか?」
と聞かれることが多いです。
引用元:The Spruce Eats : 11 Different Ways to Order (or Cook) Eggs
(参照の絵を左上から時計回りに紹介)
- Sunny-Side-Up :定番の「目玉焼き」で黄身がほぼ生バージョンのこと
- Over Easy :Sunny-Side-Upの「目玉焼き」を作り、裏が焼けたらひっくり返し、黄身の表面を少しだけ固めること(中の黄身は生)
- Over Hard :Sunny-Side-Upの「目玉焼き」を作り、ひっくり返し黄身の中まで完全に火を通すこと
- Poached :「ポーチドエッグ」と発音し、沸騰したお湯の中に殻を割って卵を落として、白身は固め、黄身は超半熟状態にすること(※温泉卵は殻ごと調理されるので温泉卵ともちょっと違う)
- Egg Benedict :「エッグベネディクト」。イングリッシュ・マフィンを半分に切った上にポーチドエッグとベーコンやハム、サーモン、アボカドなどカフェによって異なる具材を載せ、卵黄とレモン果汁に溶かしたバターを加えて作るオランデーズソースをかけたもの
- Scrambled :「スクランブルエッグ」。白身と黄身を混ぜながら、調理すること
この他にもいくつかあるのでお好みで覚えておくといいかもしれません!
- Over Medium :Over EasyとOver Hardのちょうど間で、Sunny-Side-Upの「目玉焼き」を作り、ひっくり返し黄身を半熟まで加熱すること
- Hard-Boiled :「ゆで卵」で黄身まで完全に調理すること
- Soft-Boiled :半熟の「ゆで卵」のこと
- Omelet :日本語では「オムレツ」英語では「オムレット」。卵を1つ以上使って調理されることが多いので、カフェによっては追加料金や別メニューとして存在する場合も
● 好みのパンの種類を聞かれる時
次にチェックしておくといいのがパンの種類です!ブランチではしょっぱい系の物を頼むとだいたいパンがついてくるのですが、健康に気を遣う人も多いカナダ(バンクーバー?)ではパンの種類にもいろいろあります。
以下に7種類のパンをピックアップしたので違いを知って、自分の好みのものをオーダーできるようにしましょう!
- White bread :一般的な白い食パン(カナダでのWhite breadは日本の食パンよりも少し小さめ)。小麦の表皮や胚芽部分を取り除いた小麦粉で作られる
- Whole-wheat bread :全粒粉パン。小麦の表皮や胚芽を除かず、全て粉状にして作られる
- Whole-grain bread:全粒穀物パン。こちらも表皮や胚芽など除かない穀物を粉状にして作られる。栄養価が高く健康に良い。
- Multi-grain bread :多穀物パン。小麦以外にオーツ麦や亜麻、キビ、アワなど複数の穀物を使用して作られる(全粒とは限らないのでWhite breadより健康に良いが全粒穀物パンとイコールではない。)
- Sourdough :「サワードウ」。小麦粉やライ麦粉と水を混ぜて作る過程で乳酸菌や酵母が加わり、独特の酸味があるパン。
- Brioche :「ブリオッシュ」。牛乳やたっぷりのバターと卵を使用した発酵パン。
- English muffin :「イングリッシュ・マフィン」。酵母で発酵させた丸い形をしたパン。
● コーヒーや紅茶の好みを聞かれる時
最後に紹介するのがコーヒーや紅茶を頼んだ時に聞かれるものです。フレーズとしてはこちらも卵の時と同様に、
“How would you like your coffee (tea)?”
「コーヒー(紅茶)はどのようにされるのがお好みですか?」=「ミルクや砂糖は入れますか?」
と聞かれます。
- Hot or Iced? ホットかアイスか選ぶ
- Milk(or cream)? ミルクの有無と量。お店や店員さんによって表し方が違いますが、少量ならa little milk、多めに入れてもらいたい時はextra milkなどと伝えるとOK
- Sugar? 砂糖はお店によって量が違うと思いますが、1つ、2つと数を伝える。または1スプーンの単位もOK
- Black? ミルクも砂糖も入らなければBlackと伝える
またカナダではベジタリアンやヴィーガンの方も多く、植物由来のミルクの代わりになるアーモンドミルク、ソイミルク(豆乳)、オートミルクなどを用意しているカフェもあるので気になる方は店員さんに聞いてみましょう!(※追加料金がかかる可能性もあり)植物由来のミルクについて過去の記事でも紹介しているので興味がある方は合わせてどうぞ。
植物由来のミルクを選んでみる【カナダでベジタリアン・ヴィーガン】
3. まとめ
いかがでしたか?カナダで過ごす休日にはゆったりブランチもとてもおすすめです!ぜひ今回の記事を参考にしていただき、ブランチを楽しんでいただけたら嬉しいです!